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ニュース令和3年度静岡大学秋季入学式を挙行しました

2021.10.13

▲静岡大学管弦楽団による演奏
(静岡キャンパス)


▲静岡大学管弦楽団による演奏
(浜松キャンパス)

 令和3年10月7日に令和3年度静岡大学秋季入学式を挙行しました。今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、式典への出席を各学部・研究科等の入学生代表及び役員・部局長のみに限定し、出席できない入学生、まだ来日できていない留学生、ご家族の皆様のためにライブ配信を実施しました。
 式典は静岡キャンパス(学生厚生施設「銀杏」ラウンジ)、浜松キャンパス(佐鳴会館ホール)それぞれの会場で挙行し、13か国から学部20名、大学院修士課程44名、大学院博士課程25名の合計89名が新たに入学しました。
 このうち、第7期生となるアジアブリッジプログラムの学生は、54名(学部20名、修士課程34名)でした。

 式に先立ち、静岡大学管弦楽団による演奏で式典に華を添えました。(静岡キャンパス:「カノン」/浜松キャンパス:「弦楽四重奏曲第2番ニ長調」)

 日詰学長からは、「みなさん一人一人の物事に対する探究の姿勢が尊重される静岡大学において、受け身ではなく、積極的に多くの事柄に挑戦してみてください。」との式辞が英語でありました。

 その後、入学生を代表して、インドネシアからの留学生で自然科学系教育部バイオサイエンス専攻のLUTHFI LULUL ULUM(ルトフィー ルルー ウルム)さん(静岡キャンパス)、バングラデシュからの留学生で自然科学系教育部ナノビジョン工学専攻のAHMED NABIL(アフメド ナビル)さん(浜松キャンパス)から、これからの大学生活に向けた力強い宣誓がありました。



【写真:左より】
・学長式辞
・新入生代表 LUTHFI LULUL ULUMさん宣誓(静岡キャンパス)
・新入生代表 AHMED NABILさん宣誓(浜松キャンパス)


2021 Autumn Induction Ceremony: President's Address

Hello, everyone. Welcome to the autumn 2021 Shizuoka University induction ceremony for undergraduate, graduate, and doctoral programs. I would like to extend a heartfelt greeting to you all.

Since spreading throughout the globe last year, COVID-19 remains a dreadful disease with no end in sight. Therefore, I regret that many of the students who were supposed to attend this ceremony today are not here yet. (I will be sending online greetings to these students.)

I would first like to extend my sincere congratulations to all the students who could join us today: the 20 undergraduates, the 44 graduates, and the 25 doctoral students. I want to also extend my felicitations to your families and those who have supported you to this point.

Today, I believe many of our undergraduates and graduate students are a part of the Asia Bridge Program (ABP). We started the program six years ago, at the request of companies located in Shizuoka Prefecture. Many of these firms are expanding throughout Asia. They need talent who can act as a bridge with the local workers. These companies have made significant donations to establish scholarship programs in order to provide financial support to our ABP students. Fortunately, many ABP graduates have found positions at these companies, succeeding as expected.

ABP has also been groundbreaking for Shizuoka University, both in the corporate support it has had from the beginning, and in the unprecedented, exceptionally diverse educational and research environment it has fostered. I think it is remarkable that through this program, international students and Japanese students can interact with each other through classes and research activities. I hope you will actively interact with Japanese students, make good friendships, and help to further increase Shizuoka University's diversity.

Unfortunately, COVID-19 has hindered students worldwide with regards to moving freely across borders and building close relationships with people from diverse social and cultural backgrounds through mutual exchange. However, despite this situation, we need to realize that we have a critical role in building bridges across borders. I sincerely hope that at Shizuoka University, where educational and research rights are fully guaranteed, students and faculty members continue to enthusiastically engage in discussion and develop initiatives to create a better future for us all.

Many of the problems before us require solutions that elude us. The 21st century awaits people who can find these solutions. Many of the problems we face today are so complex and have so many different aspects that individual disciplines alone cannot address them. To deal with such intractable problems, we must go beyond individual specialties and work with various academic disciplines. For instance, society looks to us for initiatives to bring the COVID-19 pandemic to an end, strategies to decarbonize society, and solutions to bridge the social and economic gaps occurring worldwide. However, achieving these goals requires interdisciplinary cooperation. I hope you will challenge yourselves to break down the boundaries between the humanities and the sciences as you study and conduct your research at Shizuoka University. Naturally, you will depend on your expertise in your research. Still, I hope you will expand your studies to include subjects that you may think are unrelated to your specialty, yet later you may find that they will play an integral part in your creativity within your own field. I believe that this approach to learning is crucial. Pursuing such efforts should greatly expand the potential and scope of your research. I urge you to try this approach.

At Shizuoka University, you will be free to pursue your research according to your interests and disseminate your academic and research findings to society. In other words, at Shizuoka University, we value your inquisitive spirit and creative exploration. Research and initiatives that were considered "useless" at one time may earn significant appreciation in our changing society as time moves on. I hope that during your time at Shizuoka University, where we respect each individual's approach to inquiry, you will refuse passivity and actively pursue many challenges.
You will now live in Japan for several years to come. Naturally, you will live in environments that differ from your home countries, so many things may confuse you, including language and customs. I hope that you will enjoy this opportunity and experience the Japanese language and culture. Shizuoka Prefecture, where you will be living, is blessed with natural splendor and a rich history and culture that captivates many. I sincerely hope that you will lead a fulfilling student life in such a blessed environment.

In closing, I would like to offer my congratulations to each and every one of you who have chosen to pursue your academic journey at Shizuoka University today.


令和3年度秋季入学式 学長挨拶

 皆さん、こんにちは。2021年秋の静岡大学学士課程、修士課程、博士課程入学式にようこそ。皆さんを心から歓迎いたします。

 昨年世界中にまん延したCOVID-19は今も猛威を振るい収束を見通すことができません。そのため、本来ならば本日この式典に参加するはずであった入学生の皆さんの多くがまだこの場におられないことをとても残念に思います。(私は、このような入学生の皆さんのために、オンラインでご挨拶をお届けします。)

 最初に、本日この式典にご列席の皆さんと共に、学士課程20人、修士課程44人、博士課程25人の入学生に心からお祝いを申し上げます。そして、皆さんのご家族や、これまで皆さんを支えてくださった関係者の方々にも心からお祝いの言葉をお送りいたします。

 本日、学士課程及び修士課程に入学された皆さんの多くはアジアブリッジプログラム(ABP)に所属していると思います。私たちは、静岡県内の企業の要請を受けて、このプログラムを6年前に開始しました。これらの企業の多くは、アジア各国に進出し、現地で働く人々との橋渡しをする人材を求めています。これらの企業は、ABPの学生を経済的に支援するための奨学金制度を創設するために多くの寄附を寄せてくださいました。幸いなことに、このプログラムを終えた卒業生や修了生の多くが実際にこれらの企業に就職し、期待通りの活躍をしています。

 ABPは、当初から企業のサポートを受けている点でも、また、かつてないほどに多様性に満ちた教育・研究環境をもたらしてくれた点においても、静岡大学にとってとても画期的なものとなりました。このプログラムを通じて、留学生の皆さんと日本人学生が授業や研究活動を通じて相互に交流できることはとても素晴らしいことだと思います。皆さんが、日本人の学生と積極的に交流し、良い友人関係を築き、静岡大学の一層の多様性の向上に力を貸してくださることを期待しています。

 残念ながらCOVID-19の影響で、世界中の学生たちが自由に国境を越えて移動し、相互交流を通して多様な社会的文化的背景を持つ人々と親しい関係を構築することがとても難しくなってしまいましたが、このような状況にもかかわらず、私たちは国境を越えて相互に橋を架けるというとても大切な役割があることを自覚する必要があります。私は、自由な教育研究活動が保障された静岡大学において、引き続き学生と教員が熱心に意見を戦わせ、私たち人類全体の未来のためによりよい社会を切り拓くための様々な活動が展開されていくことを心から願っています。

 今、私たちの前には、解決策を見つけることが難しい問題が数多く横たわっています。そして、21世紀はそのような問題に対する解決策を見つけてくれる人々を待ち望んでいます。今、私たちが抱える問題の多くは、複雑化し多様な側面を持っているため、個別の専門分野だけで対応することができないというのが現実の姿だろうと思います。そのような難問に対応するため、私たちに求められていることは個別の専門分野を越えて、様々な学問分野が連携して取り組むことです。例えば、私たちが直面しているCOVID-19の収束に向けての取り組み、脱炭素社会の実現や世界の多くの地域で起こっている社会的・経済的格差の克服、これらすべてが私たちに期待されていることだと思いますが、その実現には、様々な学問分野の連携が求められます。これから皆さんは静岡大学で学び、研究を進めることになりますが、文系や理系の境界を取り払って学ぶことに挑戦していただくことを期待します。もちろん、皆さんが自身の専門性を活かして研究を進めることは大切ですが、それだけではなく皆さんの専門とは関係がないと思うことにも、学びの幅を広げてください。今は、学ぶ必要がないと思う学問分野であっても、関心をもって学び始めると自分の専門分野で活かせることを見つけることができるのではないかと思います。私はそのような学びの姿勢が大切だと考えています。そのような取り組みを進めることにより、皆さんの研究の幅が一層広がり、大きく発展していく可能性があると思います。是非、そのような取り組みを試みてください。

 皆さんは静岡大学において、自分の興味関心に沿って自由に研究を進めることができますし、そのような学びや研究を通じて得られた成果を社会に発信することができます。つまり、静岡大学においては皆さんの探求心こそが大切にされ、皆さんの創造的な探求に価値が置かれています。ある時に「役に立たない」と考えられていた研究や取り組みが、その後の社会の変化の中で大きく評価を受けるといったことも起こるかもしれません。皆さん一人一人の物事に対する探求の姿勢が尊重される静岡大学において、受け身ではなく、積極的に多くの事柄に挑戦してみてください。
皆さんは、これから日本で数年間暮らすことになります。もちろん、皆さんの母国とは異なる環境の中で生活していかなければなりませんので、言葉や習慣をはじめ戸惑うことが沢山あるかもしれません。私は皆さんには、このような機会を是非楽しんでほしいと思いますし、日本語や日本の文化にも触れてほしいと思っています。皆さんがこれから暮らすことになる静岡県は、豊かな自然環境に恵まれ、さらに多くの人々を魅了する歴史文化が根付いている場所です。私は、皆さんがこのような恵まれた環境の中で、充実した学生生活を送ることができるように心から願っています。

 最後にもう一度、本日静岡大学に入学された皆さん一人一人に心からお祝いの言葉を申し上げて、私の挨拶といたします。

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