大原志麻 教授(人文社会科学部 言語文化学科)の「発酵とサステナブルな地域社会研究所」の取り組みが静岡新聞に掲載されました

2022/01/12
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「発酵とサステナブルな地域社会研究所」(所長・大原志麻人文社会科学部教授)が始めた、中世の欧州で飲んでいたビールを静岡県産の原料「ヤチヤナギ」を使用して再現するプロジェクトが、静岡新聞で紹介されました。

■大原志麻教授 コメント

「ヤチヤナギ」は中世ヨーロッパで長い間、ホップ以前のビールの主原料として用いられてきましたが、植物間競争に弱く僻地に追いやられ、忘れられ、絶滅危惧種となりました。改めて見直すとヤチヤナギは野生酵母と相性がよく、リラックス効果、抗酸化作用があり、美容にもよいです。
分布がスコットランドやスカンディナビア、日本では北海道に限られるヤチヤナギが、お茶の栽培地が生育環境として適切で意外にもこれまで存在しなかった静岡でよく育つ可能性が大きいことわかり嬉しいです。
ホップが育成しにくい静岡で、改めてヤチヤナギをビールの原料として復活させ活用させたいです。

「発酵とサステナブルな地域社会研究所」所長・静岡大学人文社会科学部教授 大原志麻

▲静岡新聞(1/4付夕刊3面)に掲載

▲静岡新聞(1/4付夕刊3面)に掲載

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