ヨキカグ「みぢかな木のコンセプト家具」をお披露目(県庁2階ロビーにて)

2022/05/26
ニュース

横田 宏樹 准教授(人文社会科学部)が実行委員長を務める「ヨキカグ」プロジェクトの展示を静岡県庁東館2階ロビーで開催しています。
県内のイタヤカエデ、サワラ、ヤマザクラなど6種類の木で作った椅子をご覧いただき、樹種の違い、感触、鮮度を実感してください。

「ヨキカグ」とは、静岡県内の身近な木を大切に活かすために始まったプロジェクトで、林業家や製材、家具職人、デザイナーなどが参加しています。木の切り出しから家具になるまでの工程を顔が見える関係性の中で一体となって構築し、家具などのプロダクトを生み出しながら「身近な木」の魅力を伝えるための提案をしています。

また、同プロジェクトでは、これまで使われてこなかった木を資源として活用することで、森の循環や再生につながっていき、家具づくりと森づくりのつながりから経済活動が環境問題にどのように貢献できるかを考えていきます。

今回の展示では、実際に木に触れることで、木の良さを感じ、SDGsやカーボンニュートラルなどの環境問題を自分事としてとらえ、行動に移すきっかけづくりになります。

横田ゼミの学生も見学に訪れ、「取組における人や企業とのネットワークづくりが経済につながる」、「地域資源を価値あるものとして活かせるかがポイント」、「まずは身近な木で作った家具の存在を知ってもらい、買ってもらえる仕組づくりも大事」などの声があり、地域の「資源」、「環境」、「経済」がどのように関わりをもつのか考える場となりました。

ヨキカグ「みぢかな木のコンセプト家具」お披露目
・会場/静岡県庁 東館 2階ロビー
・日時/5月9日(月)~5月31日(火)午前8:30~午後5:30
 ※土日は閉館

「ヨキカグ」プロジェクトの繁田浩嗣さん(玉川きこり社)と横田准教授

「ヨキカグ」プロジェクトの繁田浩嗣さん(玉川きこり社)と横田准教授

ゼミ生にとっても学びの場となった

ゼミ生にとっても学びの場となった

静岡新聞(5月19日付朝刊20面)に掲載されました

静岡新聞(5月19日付朝刊20面)に掲載されました

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