ヨキカグ「身近な木をもっと活かしたい!」プロジェクトが受賞 -2022グッドデザインしずおか「特別賞」-

2022/11/11
受賞・表彰(教員)

横田宏樹准教授(人文社会科学部)が実行委員長を務める「ヨキカグ」プロジェクトが、「2022グッドデザインしずおか」(静岡県)のコト部門の「特別賞」を受賞しました。

今回の受賞は、静岡県地域木材活用プロジェクト「ヨキカグ」の取組が身近な木を活かすための優れたことづくりとして、高く評価されました。

「ヨキカグ」プロジェクトの 繁田さんと横田准教授(右)

「ヨキカグ」プロジェクトの 繁田さんと横田准教授(右)

横田准教授は、
嬉しい受賞です。静岡市近郊は日本でも有数の木製家具産地の一つです。そこで地域の森や木を活かしながらモノとして良い家具をつくることだけでなく、そのために木が大好きな人たちが繋がり、共に取り組むことでコトを作り出す部分も評価して頂けたことは、これからの活動の励みになります。
とコメント。

また、プロジェクトのクリエイティブ・ディレクターであり、本学教育学部卒業生でもある木こりの繁田浩嗣さん(玉川きこり社)は、
在学時は、自分がきこりになっていることはもちろん、母校にこうして再びお世話になると想像もしていませんでした。木を通した繋がりを大切に、これからも豊かな静岡づくりに貢献できればと思います。
とコメントしました。

さらに、「ウッドデザイン賞 ソーシャルデザイン部門コミュニケーション分野」(林野庁)を受賞しました。

現在、本学農学部天竜フィールドと共に、森づくりにもつながる木の利用のあり方を目指し、静岡大学オリジナル家具も開発中とのこと。

「ヨキカグ」とは 
静岡県内の身近な木を大切に活かすために始まったプロジェクトで、林業家や製材、家具職人、デザイナーなどが参加しています。木の切り出しから家具になるまでの工程を顔が見える関係性の中で一体となって構築し、家具などのプロダクトを生み出しながら「身近な木」の魅力を伝えるための提案をしています。

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