【浜松キャンパス】近隣自治会役員との地域コミュニティ懇談会を開催

2023/02/16
ニュース

静岡大学(浜松キャンパス)では、2月9日に近隣9つの自治会の会長等役員を招き、「地域コミュニティ懇談会」を開催しました。

この懇談会は、地域に貢献する大学として地域コミュニティとの連携強化を進める大学の方針のもと、ステークホルダーの一つである自治会役員に積極的な情報発信を行い、意見交換する場として、平成23年度から開催され、今回で11回目。昨年度はコロナ禍により中止となり、2年ぶりの開催となりました。

懇談に先立ち、日詰学長から、日頃の大学への理解と協力に対し謝辞がありました。また、1922年に静岡大学工学部の前身である浜松高等工業学校が設立されてから、昨年100周年を迎えたことを引き合いに、同校初代校長の関口壮吉先生が提唱された「自由啓發」の教育方針が綿々と引き継がれていること、旧制の学校では、「教育は美しい環境の中で」と考えられ、学校と地域の間に塀は作らないとの思いを込めて、関口校長自らが白バラを生垣として植えられた経緯などの紹介がありました。

大学側から2022年のトピックスとしての取り組みや催事の説明の後、懇談が行われ、事前に実施された自治会長へのアンケート結果も交え、学生のゴミ出しや地域活動への学生の参画、隣接する公園でのルールやマナー違反の問題への要望のほか、地域住民相互のつながりなど、自治会が抱える課題なども共有され、幅広い話題について有意義な意見交換がなされました。

▲日詰学長(中央)のあいさつ

▲日詰学長(中央)のあいさつ

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