【教育学部 塩田研究室】静岡県警監修のもと「楽しく安全に休みを過ごす」ための教材を開発

2023/06/22
プレスリリース

静岡県警人身安全少年課の監修のもと「楽しく安全に休みを過ごす」ための教材を開発
-6/30(金)に静岡県立焼津中央高校で公開授業を実施-


静岡大学教育学部 塩田研究室(准教授:塩田 真吾)は、静岡県警人身安全少年課の監修のもと、「子どもたちが楽しく安全に休みを過ごす」ための教材を開発し、6/22(木)より無料で公開いたします。

夏休みなどの長期休暇期間においては、子どもたちが深夜徘徊から飲酒や薬物など様々なトラブルに巻き込まれる危険性が高まります。
令和4年中、静岡県内においても、喫煙、深夜徘徊等の不良行為で補導された少年は9,337人,そのうち38.5%が高校生でした。
(静岡県警察本部生活安全部人身安全少年課2023年「丘の子どもたち 静岡県の少年非行等の概況」)

一方、このようなトラブルに対しては、継続的に啓発活動が行われていますが、その多くが「危険性を伝えて、怖がらせる」という教育方法のため、子どもたちが「自分には関係ない」と他人事になりやすいという課題がありました。

そこで塩田研究室では、静岡県警人身安全少年課の監修のもと、「場面強制想像法」を用いた教材を開発いたしました。
本教材では、「午後11時を過ぎて出歩いてしまう時ってどんなとき?」(場面強制想像法)というワークを行うことで、「状況によっては深夜に出歩いてしまうかも」という自覚を促し、それらの場面での「断るスキル」を身につけることを目的としています。
本教材は、6/30(金)より静岡大学教育学部塩田研究室のホームページ上で公開し、教育関係者や警察関係者は無料でダウンロードしてご活用いただくことが可能です。

なお、本教材を用いた公開授業を6/30に静岡県立焼津中央高校において実施しますので、報道関係者の皆様におかれましては、ぜひ取材をお願いいたします。

【公開授業について】

・開催日時|2023年6月30日(金) 10時50分受付開始

・場所|静岡県立焼津中央高等学校(〒425-0086 静岡県焼津市小土157-1)

・当日の流れ
 10時50分|受付開始(豊友館前)
 11時00分|趣旨説明(開発の経緯、開発のポイントについて)
      説明者:教育学部 准教授 塩田真吾
 11時15分|教室へ移動
 11時25分|公開授業の実施(1年生)
      授業者:各学級の担任もしくは副担任
 12時00分|質疑応答 対応:塩田准教授・小澤補佐
 12時10分|終了

取材申し込み(※必ず申し込みが必要です
 6月28日(水)16時までに下記宛にメールでお申し込みください。
 ①貴社名、②担当者名、③参加人数、④連絡先
 E-mail:shizuoka.shiota.lab[at]gmail.com(担当:小田)
 ※[at]を@に変更してご利用ください。

※撮影についてのお願い
・公開クラスの詳細
・全クラス公開
・TV局様の取材は、教育棟11HR~13HRの3クラスに限定
・その他の報道機関(新聞社様当など)は、すべてのクラス対象

・教員・生徒へのインタビューの可否の予定
・教員2名程度(TV取材の入るクラス)
・生徒3名程度


【教材のイメージ】

申込み方法・問い合わせ先:

静岡大学 教育学部  准教授 塩田真吾
TEL : 054-238-4673
E-mail:shizuoka.shiota.lab[at]gmail.com
※[at]を@に変更してご利用ください。

JP / EN