茶園の炭素貯留の実態解明を目指し静岡県茶業研究センターと共同研究を開始 ~茶栽培を通じて、低炭素社会に貢献~

2023/08/17
プレスリリース

静岡大学農学部と静岡県農林技術研究所茶業研究センターは、官学連携により効果的に研究を進めるため、7月3日付で共同研究契約を締結し、一家 崇志 准教授 と 山下 寛人 助教 による共同研究を開始しました。

静岡県では、生産性と持続性を両立した次世代農業の実現を目指し、脱炭素社会の実現に向け、「炭素貯留につながる土壌管理技術の開発」を推進しています。
今回、同センターでは、静岡県ならではのカーボンニュートラルの実現を目指し、「茶園における炭素貯留に関する研究」を令和5年度より開始しました。

共同研究においては、茶樹の生育に伴う樹体内への炭素固定量や、栽培管理上刈り落とされる葉や枝由来の土壌に供給される炭素量、さらには土壌中におけるこれら残渣の分解や挙動等を研究していく予定です。

問い合わせ先:

静岡大学学術院農学領域 植物機能生理学研究室
准教授 一家崇志
TEL:054-238-6745
E-mail:ikka.takashi[at]shizuoka.ac.jp

静岡大学学術院農学領域 植物機能制御学研究室
助教 山下寛人
TEL:054-238-4591
E-mail:yamashita.hiroto[at]shizuoka.ac.jp

静岡県農林技術研究所茶業研究センター茶環境適応技術科
主任研究員 白鳥克哉
TEL:0548-27-2880
E-mail:ES-kenkyu[at]pref.shizuoka.lg.jp

※全て[at]を@に変更してご利用ください。

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