【人文社会科学部同窓会】キャンパスフェスタで「岳陵会ラウンジ」を開催しました

2023/11/29
ニュース

人文社会科学部の同窓会である岳陵会が、人文社会科学部の教職員・学生と連携して、同窓生と現役学生・教職員・地域の方々をつなぐ交流・懇親の場「岳陵会ラウンジ」を、静大祭 in 静岡、キャンパスフェスタ in 静岡にあわせて11月4・5日に開催し、150名を超える皆様にご来場いただきました。

開催にあたっては岳陵会が企画運営にあたり、学部の教職員、在学生も協力しました。
多くの方がご来場され、人文社会科学部の過去と現在を知っていただく機会となりました。

開催された企画は、以下のものです。

【特別企画】
静岡大学人文社会科学部大学アーカイヴズ 特別展示 ~懐かしの木製標札から感じる静岡大学~

(写真:岳陵会提供)

(写真:岳陵会提供)

学部の前身である旧制静岡高等学校の創立から1968年の移転まで使用された校舎の資料、それらを引き継いだ静岡大学文理学部・人文学部に関係する資料など、全国的に見ても非常に珍しい資料が「学部大学アーカイヴズ委員会」で整理保存されています。
今回、1968年まで静岡市葵区大岩本町(現在の静岡市城北公園)にあった大岩校舎本館の正面玄関に掲げられていた文理学部・人文学部の木製標札が特別展示されました。
あわせて昨年度の記念事業で作成され会場で反響が大きかった旧制静岡高等学校創立から本学部の歴史をまとめた写真パネルが展示されました。
(協力:人文社会科学部大学アーカイヴズ委員会・人文社会科学部 小二田誠二教授、戸部健教授 企画:岳陵会)



① 静岡大学人文社会科学部×岳陵会 連携講座 企画展示  ~ いまこそ知ってほしい「わたしたちの静岡大学」PRポスター ~

(写真:岳陵会提供)

(写真:岳陵会提供)

岳陵会では人文社会科学部と協働して、本学部(文理・人文・人文社会科学部)卒業生が自らの学生時代や社会での経験や体験を踏まえた講演など、現代の学生がいま必要なキャリア形成を考えつつ学び、習得する場として連携講座を開講しており、例年人気の講座となっており、今年度も140名を超える受講生が学んでいます。
今年度の講座では、自らのキャリアともなる「わたしたちの静岡大学」について考え、本学部の社会、言語文化、法、経済の4学科の学生と海外からの留学生の混合チームで、主体的かつ協働的な学びとしてグループワークを行い、学生が思いを込めてチームでポスターを作成しました。
岳陵会ラウンジではこのポスターを展示。来場者に投票いただき「静岡大学」のいまを生きる学生たちの思いに触れていただく機会ともなりました。
(協力:人文社会科学部教授 鳥畑与一先生・連携講座「現代社会の変容とキャリア形成」受講生、企画:岳陵会役員 木下学(人文29回言語文化卒)


② 静岡大学吹奏楽団・静岡大学混声合唱団 記念演奏上映 「われらは静岡大学」~ 心ひとつに、伝統をつなぐ ~
 
静岡大学には1962(昭和37)年に、みんなが声を合わせてうたえる歌を持とうという願いのもと、作詞は本学部の前身である当時文理学部2年髙嶋善二さん、作曲は石井歓さんによって誕生した学生歌があります。
「静岡大学はひとつ」という思いと願いを込められた歌詞は、爽やかなメロディーとともに卒業生のみなさんにも親しまれており、各種式典などでも演奏される静岡大学を象徴する曲です。
今回、2022年11月に旧制静岡高等学校創立100周年記念事業としてグランシップで開催された記念演奏会のうち、静岡大学吹奏楽団と混声合唱団によるコラボレーションステージを収録した学生歌「われら若人」のほか、旧制静岡高等学校代表寮歌「地のさゞめごと」などが上映されました。
全国の国立大学でも伝統ある吹奏楽団、混声合唱団として、静岡と浜松のキャンパスの学生が交流して活動し、各種コンクールでは優秀な成績を積み重ねていることで知られる吹奏楽団と混声合唱団がひとつになった、さわやか、はつらつの響きを映像と音声でお楽しみいただきました。
(協力:静岡大学吹奏楽団・静岡大学混声合唱団、企画:岳陵会)


当日の様子が、中日新聞静岡県総合版1面に掲載されました。
「静岡大のキャンパスの歩みたどる 同窓会が木製標札やパネル展示」

 ▲中日新聞 (2023年11月14日付)に掲載されました

▲中日新聞 (2023年11月14日付)に掲載されました

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