上藤一郎教授(人文社会科学部)が静岡市役所で人口減少問題について講演しました

2024/02/05
ニュース

1月26日、上藤一郎教授(人文社会科学部)が静岡市役所で市職員らに対し、人口減少問題について講演しました。

静岡市の人口は、全国の政令指定都市の中で最下位となっており、人口減少率も2番目に高い状況にあります。
人口減少が進む背景として、出生率の低さに着目した上で、女性人口の減少率の高さと婚姻率の低さが全国の政令指定都市の中でも顕著となっています。
人口減少は、社会全体の活力の低下や行政コストの増大等の多くの諸問題を引き起こす要因となるため、早期の抜本的な対策が求められています。

上藤教授は、「問題を放置すれば、2035年に政令市の要件である人口50万人を下回る可能性が極めて高い」と対策の必要性を強調し、特に合計特殊出生率、人口減少とも割合が大きい清水区での対策の必要性を指摘しました。

 講演する上藤教授

講演する上藤教授

 講演に耳を傾ける市職員ら

講演に耳を傾ける市職員ら

JP / EN