【トップガンプロジェクト】受講生が全国レベルで活躍しています!

2024/02/08
ニュース

静岡県や本学、自治体、地域の企業、他大学等により構成されている「トップガン教育システム協議会」は、理数系の分野において子ども達の個性を伸ばし、“得意”を“特異”とする教育システムの確立を目指しています。
今年度、トップガン教育システムを受講した児童・生徒の中に、全国レベルの活躍をした子どもたちがおりますので、ご紹介いたします。

【第11回科学の甲子園ジュニア全国大会への出場】

7月に行われた「科学の甲子園ジュニア静岡県大会」において、静岡大学教育学部附属浜松中学校2年の太田凌雅さん、金丸幸太さん、八木雅仁さんのチームが優勝し、12月8日(金)~10日(日)、姫路市文化コンベンションセンターで開催された「第11回科学の甲子園ジュニア全国大会」に、静岡大学教育学部附属浜松中学校と浜松市立丸塚中学校の生徒計6名が合同チームとして出場しました。
トップガンでは各校合同での練習会を開催し、また本学教授や本学卒業生を招いての実技競技相談を行う等、大会出場者を支援しました。
大会当日は、筆記競技(理科、数学、情報の各分野より出題)と実技競技(事前および当日公開される実技課題)に仲間と協働しながら臨みました。
全国大会では、残念ながら入賞とはなりませんでしたが、大会を通じた彼らの成長は目覚ましく、今後の活躍が期待されます。

「科学の甲子園ジュニア全国大会」に出場した(左から)(左端)八木さん、(4番目)太田さん、(5番目)金丸さん

「科学の甲子園ジュニア全国大会」に出場した(左から)(左端)八木さん、(4番目)太田さん、(5番目)金丸さん

【第18回朝永振一郎記念「科学の芽」賞の受賞】

理科研究の発表の場である第18回朝永振一郎記念「科学の芽」賞において、静岡大学教育学部附属浜松中学校1年の柴田千歳さんがトップガンを通じて応募した研究作品「ひずむと熱が発生する?~イオの火山の不思議part3~」が中学生部門の最高賞を受賞しました。
今年度、「科学の芽」賞には小・中・高校生を合わせて2,210件の応募があり、最高賞を受賞したのはその内のわずか17件でした。

柴田さんの研究は、木星の衛星イオの火山において熱が発生するメカニズムを、金属ひずみによる熱の発生という身近な題材を元にして、緻密に制御された実験と粒子モデルを使った理論的な検討から説明しようするものであり、審査員からは着眼点の面白さと、昨年度前の結果を踏まえた研究の継続性を評価されていました。
なお、同研究はトップガン主催の第8回小・中学生理科研究プレゼンテーションコンテストにも出品されました。

「科学の芽」を受賞した柴田千歳さん

「科学の芽」を受賞した柴田千歳さん

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