村山 大介 さん（教育学研究科）がオランダ・ロッテルダム日本人学校で教育実習を行いました

大学院教育学研究科（教職大学院）に在籍する 村山 大介 さん（指導教員：藤井基貴准教授）がオランダ・ロッテルダム日本人学校にて２月５日から16日にわたり教育実習を行いました。

海外にある日本人学校（在外教育施設）での教育実習は、2018年12月の教育職員免許法施行規則の改正によって制度化されました。
静岡大学ではロッテルダム日本人学校と協定を結び、村山さんは本制度を利用した本学初の派遣学生となりました。
協定を結ぶにあたってはロッテルダム日本人学校の諸永校長より多大なるご尽力をいただき、現地ではきめ細かなご支援を賜りました。
また、同学校には本学の卒業生である峯川教諭も今年度より派遣・勤務されており、現地では峯川教諭が受け入れ教員として指導・助言くださいました。

海外での教育実習を終えて、村山さんから感想が寄せられました。
「初めての海外渡航で慣れないこともありましたが、すべてが貴重な経験となりました。ロッテルダム日本人学校では少人数の強みを活かした指導が行われており、他の日本人学校とオンラインで結ぶなどICTを駆使した多様な教育実践が展開されていました。今回の派遣にあたってご尽力くださった先生方・職員の方々、また応援してくれた大学院の仲間に深く感謝したいと思います。この体験を今後の教育・研究活動に必ず役立てます。」

今回、静岡大学として初の海外での教育実習となりました。
その意義は、実習を行った学生が素晴らしい経験を積むだけではなく、静岡大学とロッテルダム日本人学校、相互の教育課程のさらなる発展に寄与するものであり、今後、さらなる教育活動の交流と連携・協力が期待できます。