国立大学法人 静岡大学

静岡大学 超小型衛星STARS-X(しらいと)の運用公開に関するお知らせ

プレスリリース

静岡大学が開発した超小型衛星STARS-X(実施責任者:静岡大学工学部 能見公博教授)は6月12日にH3ロケット6号機(30形態試験機)で打ち上げられました。
その後、順調に地球を周回しており、第29回 テクノフェスタ in 浜松(11月7・8日)で一般の皆様にも運用公開する計画としています。

これに先立ち記者発表にて運用を公開させていただきたく、ぜひとも取材いただき、紙面、番組等でご紹介くださいますようお願い申し上げます。

超小型衛星STARS-X(しらいと)に関する運用公開
開催日

2026年10月28日(水)

時間 10:20 ~11:20
場所 静岡大学 浜松キャンパス S-Port3階 大会議室
出席者 工学部 能見 公博、情報学部 山本 泰生、STARS-X学生メンバー

なお、衛星および地上局の状態によりリアルタイムでの運用の公開を中止とさせて頂くこともありますので、ご了承下さい。


【超小型衛星STARS-Xの現状】
STARS-X衛星は6月12日の打ち上げ後、順調に初期チェックを完了し、定常運用に移行しています。ミッション実施に向けて準備を行っているところですが、GPSの精度、光学観測条件、ミッション機構動作条件、電力などが最良の状態で実施することを目指しているため、実施時期については再検討しています。


● 超小型衛星STARS-X
超小型衛星STARS-Xプロジェクトは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「革新的衛星技術実証3号機」の実証テーマに選定されました。選定されたテーマは、「宇宙テザー技術を用いたデブリ捕獲の技術実証」です。

● STARS-Xミッション
STARS-Xは50kg級衛星で、これまでのSTARSプロジェクトの衛星と比較すると大型な衛星になります。今回のミッションは、宇宙空間でテザー(ロープ・ワイヤ)を1km伸展すること、テザー上をロボットが移動すること、そして、自衛星から放出したダミーの宇宙デブリ(ゴミ)をネットで捕獲する実験を行います。

● 将来利用技術
宇宙テザーを自在に操る技術を獲得、宇宙空間移動を目指し、将来的には宇宙エレベーターへと繋がります。また喫緊の課題である宇宙デブリ(ゴミ)問題に対し、宇宙空間移動は宇宙デブリへの接近技術へ、ネットによるダミー物体捕獲は宇宙デブリ除去へと繋げていきます。

● 地上光学観測
STARS-Xの運用では、東京大学大学院 理学系研究科附属天文学教育研究センター 木曽観測所 の観測チームの協力を得て、広視野動画カメラ「Tomo-e Gozen(トモエゴゼン)」を用いた地上からの光学観測にも取り組んでいます。STARS-Xが挑戦する宇宙テザーの伸展などの技術実証において、衛星搭載センサーによる情報を地上からの独立した観測によって補完します。光学観測チームとの連携は、天文学の先端的な観測技術を超小型衛星の運用・評価に活用する取り組みでもあります。将来的に、多数の超小型衛星が活動する宇宙空間において、地上から衛星状態を把握する新たな観測技術や、宇宙物体の監視技術の発展につながることが期待されます。

問い合わせ先:

(研究に関すること)
静岡大学工学部
教授・能見 公博 (のうみまさひろ)
TEL: 053-478-1079
E-mail: nomi.masahiro[at]shizuoka.ac.jp

(報道に関すること)
静岡大学 広報・基金課
TEL: 054-238-5179
E-mail: koho_all[at]adb.shizuoka.ac.jp

※[at]を@に変更してご利用ください

>X(twitter)

JP / EN

Translate