第14回「しずおか哲学café」開催のお知らせ
本心で振る舞うことは必要か
私たちは、大なり小なり本心を隠して生きているのではないでしょうか。特に仕事をする上では、社会性を身につけた、当たり障りのない、良い人間を演じることは、推奨されています。ですから私たちは、レストランの店員はこうあるべき、医者とはこうあるべき、彼女とはこうあるべきといった、それ相応の振る舞いに応じるとともに、他者に対してもそうした振る舞いを求めます。
確かに、すべてをさらけ出すよりも、社会的義務や役割を優先したほうが、物事は円滑に進みますし、周囲との無用な軋轢を招く危険もありません。しかし、社会の要請に従順でありつづけると、自分の本心がわからなくなってしまうという危険はないでしょうか。また、本心と違う振る舞いを続けることで、罪悪感を感じることもあるかもしれません。そうだとすれば、社会的な役割を演じつつ、自分自身の声を聞き、自分に正直に生きる必要があるのかもしれません。
今回は、「自分自身の声を聞き、自分に正直に生きる必要があるのか」という問いを、みなさん自身が経験されたエピソードもうかがいながら、一緒に考えてみたいと思います。
開催日 |
2021年06月05日(土)
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時間 | 15時~18時 |
場所 | 開催方法:ZOOMミーティング ※ URLは、参加申込をされた方にお知らせします。 |
参加費 | 無料 |
イベント詳細 | ホームページ https://wwp.shizuoka.ac.jp/shizuoka-philocafe/ Facebookページ https://www.facebook.com/shizuoka.philocafe/ 問い合わせ先 堂囿俊彦(学術院 人文社会科学領域) dozono.toshihiko[アットマーク]shizuoka.ac.jp |