【教育学部｜塩田研究室】じゃらんリサーチセンターとの共同研究により「キャリア教育教材」を開発　－浜松聖星高校で公開授業を実施－

静岡大学教育学部塩田研究室（准教授：塩田真吾）は、じゃらんリサーチセンターとの共同研究により、仕事だけでなく人生をどう豊かにするかに着目したキャリア教育教材「人生を楽しむキャリア教育―「好き」を分解してみよう【旅行編】」を開発し、6/26（月）より無料で公開いたします。

本研究は、２つの問題意識を出発点としています。
１つ目は、情報モラル教育の中の「端末の使い過ぎ」の問題に対して、そもそも子供たちの余暇として、SNSやゲーム以外の選択肢が充実していないのではないかという問題意識です。
２つ目は、現在の「仕事」中心のキャリア教育だけでよいのか、もっと「人生を楽しむ」というキャリア教育も必要ではないかという問題意識です。

このような問題意識を出発点として塩田研究室では、じゃらんリサーチセンターとの共同研究によって、「好きを広げる」というアプロ―チで余暇を充実させるためのキャリア教育教材を開発いたしました。
本教材では「ハッシュタグを用いて『好き』を分解してみよう」というワークを行うことで好きを広げることを目的としています。
これを出発点として、ぜひ余暇を充実させ、人生を楽しむという視点での教材を今後も開発できればと考えております。
本教材は、６/26（月）より静岡大学教育学部塩田研究室（http://shiotashingo.main.jp/）のホームページ上で公開し、教育関係者や旅行関係者は無料でダウンロードしてご活用いただくことが可能です。

なお、本教材を用いた公開授業を６/16（金）に浜松聖星高等学校において実施しますので、報道関係者の皆様におかれましては、ぜひ取材をお願いいたします。