【人文社会科学部】原 瑠璃彦 准教授が芸術選奨「文部科学大臣新人賞」の受賞を学長に報告

2024/04/19
受賞・表彰(教員)

4月17日(水)、人文社会科学部 原 瑠璃彦 准教授が令和5年度(第74回)芸術選奨「文部科学大臣新人賞」を受賞したことを、日詰 一幸学長へ報告しました。
芸術選奨は芸術各分野で優れた業績を上げた人、又は新生面を開いた人を選奨するもので、原 瑠璃彦 准教授は昨年上梓した『洲浜論』が評価され、評論部門での受賞です。

■ 原 瑠璃彦 准教授のコメント
このたびは、思いがけず、拙著にこのような賞をいただくことになり大変驚きました。
拙著に目を向けてくださった方々に深く感謝いたします。
この本のなかでは、京都などの都市で生成された理想的な海辺の風景のイメージを探っています。
三保の松原という古来、重要な白砂青松のある静岡に私が着任することになったのは、まことに不思議なご縁です。
拙著は博士論文がもとですが、書籍化の作業は、静岡大学の風土と環境、学生さんたちのフレッシュな反応、先生方の貴重なご意見なしにはなしえなかったことです。この恵まれた環境には感謝しかありません。
今後も、より一層、研鑽に励んでまいりたいと思っておりますので、ご指導、ご鞭撻のほど、どうかよろしくお願いいたします。

■ 日詰 一幸 学長のコメント
原先生が、卒業論文から継続された取組がこのような大きな成果となり、評価されたことは大変素晴らしく、本学にとっても大変名誉なことであると思います。
今後一層、原先生の研究が発展し、洲浜や日本庭園に関する文学的なアプローチにおいて、本学が日本の研究拠点になればと期待しております。

▲左から人文社会科学部 田中伸司学部長、原准教授、日詰学長

▲左から人文社会科学部 田中伸司学部長、原准教授、日詰学長

▲受賞作『洲浜論』を起点として、静岡の環境や今後の研究の発展について話題は広がりました

▲受賞作『洲浜論』を起点として、静岡の環境や今後の研究の発展について話題は広がりました

 ▲受賞作『洲浜論』

▲受賞作『洲浜論』

 ▲3月12日に行われた贈呈式(最後列左から2人目が 原 准教授)

▲3月12日に行われた贈呈式(最後列左から2人目が 原 准教授)

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