【キャンパスミュージアム】 宮澤俊儀さん が FMしみず「日曜ネイチャーランド」（11/24）に出演しました

FMしみず「日曜ネイチャーランド」内の「生きるチカラ」のコーナー（午前11時30分頃～）には、毎週第４日曜日に静岡大学の研究者が出演し、パーソナリティのしなっちさんと、楽しく最新の研究等についてお話しています。
11月24日（日）は、キャンパスミュージアムの宮澤 俊義 さん がスタジオ生出演。
『キャンパスミュージアムの企画展がおもしろい！』と題して、現在開催中の「狩野川プロジェクト企画展」と、12月に開催予定の「リンゴコレクション展」をご紹介。
常設展示とはまた違った企画展示のマニアックな世界のおもしろさについてお話しました。


■ 「静岡大学キャンパスミュージアム」とは？

静岡大学静岡キャンパス、理学部B棟の玄関横にあり、多岐にわたる標本や資料を展示している博物館です。
誰でも無料で入館・見学できます。塚越哲館長（理学部教授）が「アカデミックな異空間」と呼ぶ場所で、観覧者の世界が広がるような展示が行われています。
今年度入館者１万人を突破し、小学生の社会科見学なども含めて多くの人々がキャンパスミュージアムを訪れています。

【開館日】平日の月曜日から木曜日まで　10：00～16：00
【定休日】金曜日　不定休日
【入場料】無料　どなたでも見学できます。

■ 静大のさまざまな専門家の力が結集した『狩野川プロジェクト企画展』

「狩野川放水路」は伊豆半島北部を南から北に流れる狩野川の流量を抑え海へバイパスする人工水路で、未曾有の被害をもたらした狩野川台風での大洪水後、1965年に完成し、今も下流の人々の生活を水害から守っています。
「狩野川プロジェクト」は狩野川を管理する沼津河川国道事務所と連携し行っている研究プロジェクトで、放水路の開閉が河川や沿岸の生態系機能にどのように影響を与えているのか調査するものです。
今回の企画展では、狩野川放水路の生態系への影響を、植物・魚類・微生物・地形など、静岡大学のさまざまな研究者が多角的な視点から調査した結果を展示しています。
９枚のパネル、大きなジオラマ、動画などを用いて、約20分で理解できるように構成されています。

▼『狩野川プロジェクト企画展』詳細はこちら：11/28(木）16：00まで

■ リンゴ大集合『リンゴコレクション展』

12月10日（火）より開催予定の企画展『リンゴコレクション展』。
農学部 松本 和浩 教授が取り寄せた40種類以上、50品種近くのリンゴがキャンパスミュージアムに集結！
来場者はこの様々なリンゴの実物を見て、触れて、香りを楽しむことができます。リンゴの品種の多様性や、それぞれの特徴、歴史的背景などについて詳しく知ることができる企画展です。

【10月にも新しいリンゴの品種が農水省に登録されました】
▸ 松本和弘教授のプレスリリース　リンゴの新品種『麒麟児』が農水省に登録されました


そのほかキャンパスフェスタin静岡のもようや、J2優勝を果たした清水エスパルスへの応援メッセージなど、お話は広がりました。
次回の静岡大学の研究者の出演は、12月22日（日）です。