『第1回静岡大学英語スピーチコンテスト』を開催しました

2025/01/15
学生の活躍

2024年12月19日、静岡キャンパス農学総合棟大講義室にて「第1回静岡大学英語スピーチコンテスト」を開催しました。
本選出場者7名が英語スピーチを行う会場には、学生・教職員の参加者55名、大会関係者20名の計75名が一堂に会しました。

静岡大学は、「主体的・能動的学習の展開、教育の国際化、特定分野における世界的研究の推進、地域社会との連携を通して、SDGs の推進や社会のダイバーシティなどに貢献するなど、高等教育機関として社会的責任を果たす」ことを中期計画として掲げています。
この目標達成に向けた新たな試みとして、大学教育センター英語科目部は、昨年度よりワーキンググループを結成し、静岡・浜松の両キャンパスの学生が円滑に応募・出場できるよう、授業計画や広報の段階から各種工夫を凝らしてきました。

今回初開催となる英語スピーチコンテストは、「より良い地域社会に向けた私のアクション」というテーマで、全学の学生を対象に周知しました。
その結果、事前に応募者13名から選ばれた7名が、その想いを5分間の英語スピーチとして発表しました。

当日、杉山 康司 大学教育センター長から開会の挨拶があり、前半は第一部門(日本国外の滞在期間が2年未満)の4名による下記タイトルで英語スピーチが行われました。
各発表後は、参加者が付箋にコメントを書く時間を設けました。
これにより発表者と参加者による相互交流の機会を確保するのみならず、オーセンティックな英語に触れた際の鮮明な感覚を言語化する教育的意義も兼ねています。
また、第一部門の最後には英語科目部の教員2名から発表者へのコメントが伝えられました。

“ Greet and Protect ”
“ Possibility of Local Community and Biotechnology ”
“ Regional Revitalization Created by My Hope ”
“ Stay True to Yourself ”


休憩を挟んでの後半は、第一部門と同様の進行で第二部門(日本国外の滞在期間が2年以上)の3名による下記タイトルで英語スピーチが行われました。
全発表が終了後、英語科目部のジェフリー・シェーファ先生による総評が英語で行われました。

“ Every Great Change Came from the Little Change ”
“ Let Our Voices Heard ~You Will Be Found~ ”
“ Small Steps We Can Take ”


英語科目部の教員による審査を経て、表彰式では地域課題解決アイディア賞、審査員特別賞、最優秀賞の各賞に該当する発表者が発表されました。
各受賞者には表彰状と花束に加え、副賞として図書カードが贈呈されました。
最後に塩尻 信義 教育理事・副学長から閉会の挨拶があり、出場者や教員を交えた記念撮影で初の英語スピーチコンテストは閉会となりました。

 迫力ある英語スピーチが展開された

迫力ある英語スピーチが展開された

 コメントを書いた付箋を貼る参加者たち

コメントを書いた付箋を貼る参加者たち

最終的に模造紙に貼られた付箋の数は304枚にのぼりました。
参加した学生からは以下のように内容・言語の両面から様々なコメントが記載されていました。
興奮が冷めやらぬ様子を象徴するかのように、大会終了後も発表者同士での交流や模造紙のコメントを互いに確認している姿が印象的でした。

とても迫力のあるスピーチで聞いていて気持ちがよかった
お互いに支えあって生活していける社会を私も作り上げたいです
今回の内容に深く共感した
落ち着いてスムーズに話せていて、発音もすごく良くて尊敬です!私も英語をもっと勉強しようと思いました
ジェスチャーもついていて、非常に聞き取りやすく溌溂とした声でした。聞き手のことを考えた良いスピーチでした

このように多くの参加者・大会関係者にとって刺激となった第1回静岡大学英語スピーチコンテストは、盛況のうちに終了しました。
今回本選出場とは叶わなかった6名には参加証と静岡大学グッズが参加賞として贈呈されます。
また、応募者全員にTOEIC Speaking Test 無料受験の機会が付与されました。

JP / EN