静岡大学と丸石製薬の産学連携に関する共同研究契約の締結について
国立大学法人静岡大学(静岡市駿河区、学長:日詰一幸、以下「静岡大学」)と丸石製薬株式会社(本社:大阪市鶴見区、代表取締役社長執行役員:井上勝人、以下「丸石製薬」)は、共同研究契約を締結し、「災害時の感染対策」に関する教育ツールの共同研究プロジェクトを開始したことをお知らせいたします。
本プロジェクトは、静岡大学教育学部 藤井基貴研究室と丸石製薬 感染対策コンシェルジュによって進められます。
藤井基貴研究室がこれまでに数々の取組みと実践により構築してきた防災教育と、丸石製薬が長年にわたり培ってきた感染対策の知識やノウハウをかけ合わせ、「災害時の感染対策」の教育ツールを新たに開発、提案し、実社会における「防災×感染対策」の意識を高めるとともに、今後起こり得るあらゆる災害に備えて被災前、被災時、被災後に役立つ行動と知識を多くの方が知るきっかけとなることを目指します。
国立大学法人静岡大学教育学部藤井基貴研究室について
静岡大学教育学部藤井基貴研究室は、教育学(教育哲学・教育史・道徳教育)を専門とする藤井准教授が主宰する研究室です。
東日本大震災をきっかけとして教職を目指す学生たちと共に防災教育の教材・授業開発を展開しており、優れた防災教育を顕彰する兵庫県等主催「1.17防災未来賞」(ぼうさい甲子園)では6回の「ぼうさい大賞」を含む、12回の受賞歴があります。
2022年には同研究室卒業生及び慶應義塾大学大木聖子研究室と一般社団法人BOSAI Edulabを共同設立し、ユース災害ボランティア基金を発足するなど災害復興支援も行っています。
国立大学法人静岡大学の詳細情報は、https://www.shizuoka.ac.jp/をご覧ください。
藤井基貴研究室の詳細情報は、https://wwp.shizuoka.ac.jp/emfujii/をご覧ください。
丸石製薬株式会社について
丸石製薬株式会社は、1888年に日本薬局方医薬品(ベーシックドラッグ)メーカーとして創業しました。
創業130年を超える歴史のなかで培ってきた技術や知識・ノウハウを活かし、患者さんのQOL向上を最大の目的として医薬品の研究・開発・普及を幅広く行い、医療に貢献しています。
近年では、周術期医療領域、感染対策領域、ベーシックドラッグ領域を事業基盤に、新たに急性期・救急医療や支持医療(がんサポーティブケア)への展開も進めています。
丸石製薬株式会社の詳細情報は、https://www.maruishi-pharm.co.jp/をご覧ください。
感染対策コンシェルジュについて
丸石製薬株式会社が長年にわたり培ってきた感染症に関する知識やノウハウをもっと広く社会に役立てることを目的とし、2014年に誕生しました。
一般の方々から感染対策の専門家の方々まで、さまざまな立場の方を対象に感染対策や消毒剤に関する正しい情報のご提供やご相談いただいた問題の解決への協力、感染対策の啓発、感染対策地域ネットワーク構築のお手伝い、医療・福祉・教育関連の機関への情報提供を実施しています。
感染対策コンシェルジュの詳細情報は、https://www.m-ipc.jp/をご覧ください。
本件に関する
お問い合わせ先:
国立大学法人静岡大学
イノベーション社会連携推進機構
sangakucd[at]adb.shizuoka.ac.jp
丸石製薬株式会社
広報グループ
public_relations[at]maruishi-pharm.co.jp
※[at]を@に変更してご利用ください