ラトビア大使が静岡大学を訪問しました

2025/06/20
ニュース

ラトビア共和国駐日大使 ズィグマールス・ズィルガルヴィス氏、アンジェイス・カシェヴスキス 参事官兼次席官、協定校であるリガ工科大学(RTU)の一行が、6月17日に静岡大学を訪問しました。

【6月17日:表敬訪問とキャンパス見学】

静岡キャンパスでの日詰学長との表敬訪問から始まり、ズィルガルヴィス大使よりラトビアの学術とイノベーション政策の概況が紹介されました。その後、国際戦略担当副学長の 粟井 光一郎 教授の案内で学内施設の見学を行いました。

午後には浜松キャンパスへ移動し、工学部のモラル ダニエル 教授の案内のもと、ミゼイキス ビガンタス 教授の協力を得て、工学部と電子工学研究所の研究施設を視察しました。

続いて、情報学部長の 小西 達裕 教授、電子工学研究所副所長の 川田 善正 教授を交えたラウンドテーブルミーティングを行いました。大使よりラトビアの産業・技術政策に関するプレゼンテーションがなされ、今後の連携可能性について活発に意見が交わされました。

【6月18日:産業界との交流】

翌18日には、モラル教授の案内でヤマハ株式会社本社を訪問し、技術本部・本部長の 池田 雅弘 氏と楽器事業本部の主幹の オス・シモン氏と音楽技術のイノベーションや国際連携について意見交換を行いました。また、JETRO浜松を訪問し、中本 健一 所長、杉山 希実 係長と、地域における産学の連携や研究交流の促進について会合を持ちました。

静岡大学とリガ工科大学との学術交流は2025年で12年目を迎え、本学からの学生派遣は15名の実績があり、共同研究活動も拡大しています。今回の大使および大学関係者の訪問は、両大学の交流を一層深化させ、将来の協力関係の構築に向けた重要な機会となりました。

JP / EN