バッテリー交換式EVで環境教育を推進 -静岡大学が実証実験に参画-
静岡大学は、令和7年11月7日に静岡市や地元企業など10団体とともに、再生可能エネルギーの地産地消と地域防災力の強化を目的とした「バッテリー交換式EVの利用とバッテリーシェアリング実現に向けた実証実験に関する連携協定」を締結しました。
本実証実験では、バッテリー交換式EVの実業務利用やバッテリーシェアリングビジネスモデルの検証などを行い、環境負荷の低減と地域防災の両立を図ります。
本学は、バッテリー交換式のミニカー型EVを学内郵便物の配送に導入し、従来のエンジン車との性能比較を行います。車両を実務で活用することで、環境負荷の低減効果を検証します。
連携協定締結の報告会で、塩尻信義理事(教育・附属学校園担当)は、「学生がカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを身近に感じる貴重な機会になる」と述べました。
本学は昨年「カーボンニュートラルアクションプラン」を公表し、教育・研究を通じた持続可能な社会づくりへの取り組みを進めています。本実証実験をその一環として位置づけ、学内外が連携して、地域に根ざした脱炭素モデルの構築を目指します。

