石川研究室 (病弱教育) [教育学部 特別支援教育専攻]
ここは教育学部の研究室ですが、学ぶのは「教科書の教え方」ではありません。
私たちの研究室では「病気の子どもたちが、どうすれば自分らしく学び続けられるか」を研究しています。
療養生活は家族や友達と離れ、孤独との戦いになりがちです。そんな時、子どもたちにとって「学び」はただの勉強以上の意味を持ちます。
それは社会とつながる窓であり、未来を照らす希望です。
教室の中だけでは見つからない答えを、子どもたちのそばへ見つけにいきませんか。
|KEY WORD| 自己調整学習(Self-Regulated Learning)
病気や治療、体調など「自分ではどうにもできないこと」が増えると、子どもは無力感を感じやすくなります。だからこそ、私たちは学習という「自分でコントロールできる活動」を大切にします。一方的に教えるのではなく、子どもと一緒に体調に合わせて目標を立て、ペースを調整することで、自律的に学ぶ力を育てていきます(共同調整)。その力が、病気という経験を「ハンディキャップ」 ではなく「強み」に変えていくのです。
卒業論文のテーマ
・病気療養児の学びを支える環境調整および自己調整方法の検討
・病弱学級教員の専門性獲得のプロセス
-病弱学級内の実践知共有システムの検討-
・病気療養中の対人交流が子どもの学校適応感に与える影響
・病気療養児の自己調整学習を促す学習支援の在り方
・入院治療を経験した子どもの病気説明および友人からの質問への対処
卒業後の進路
・特別支援学校教員:知的・肢体不自由・病弱など各障害別の学校で教員になります
・小中高等学校教員:通常学級や特別支援学級など、特別支援教育を担う教員として活躍します
・児童指導員:児童福祉施設などで、生活指導、学習支援、自立支援などを行います
・公務員:地方自治体の福祉課や子育て支援課などで働きます
・大学院:特別支援教育の専門性を高めるために進学する人もいます
「うまくいかない日こそ、学びのチャンスだ!」
マニュアル通りの正解なんてない。 迷って、悩んで、子どもと一緒に強くなる。
Action 01
こども病院での学習支援
-「自ら学ぶ力」をデザインする-
「今日はやりたくない」弱音を吐けるのは信頼のサイン。「じゃあ何なら楽しい?」と対話を重ね、時にはおしゃべりしたり、ゲームをしたり。体調に合わせた活動をサポートすることは、病気というハンデを、自律的に生きるための武器へと変える挑戦です。
Action 02
夏の病院ボランティア
-待ち時間を、ワクワクする時間へ-
夏休み、混雑する病院の待合室。そんな退屈で不安な時間を楽しい時間に変えます!宿題に一緒に取り組んだり、折り紙や塗り絵で遊ぶことも。病院全体をポジティブな空間に変える「 環境へのアプローチ」を実践します。
Action 03
心臓病の子どもキャンプ
-家族支援の「リアル」を体感せよ-
楽しい時間を共にする中で意外な事実に気づきます。 子どもたちと遊んでいる間、保護者の方もリラックスした笑顔になるのです。子ども支援は「家族支援」にもなる。 病気のこと、家族の想い、きょうだいの葛藤など、教科書には載っていない「支援のリアル」を肌で感じる2日間です。
Welcome to Ishikawa Zemi!
-みんなで読めば怖くない!-
「専門書なんて難しそう…」と不安な人も大丈夫。ゼミでは本や論文の読み方・選び方からスタートします。同じ本を読んで議論すれば、一人では気づけなかった発見が必ずあります。
ここで出会う仲間は、一生モノです!






