国立大学法人 静岡大学

高品質な製品を開発して、世界中のお客様に届けたい 【安藤 隆史 さん(総合科学技術研究科 情報学専攻 2020年3月卒)】

2026/10/01

安藤 隆史(あんどう たかし)さん

総合科学技術研究科 情報学専攻(2020年3月卒)
日立ヴァンタラ株式会社(ソフトウェアエンジニア)勤務

1996年生まれ、岐阜県立海津明誠高等学校
趣味は日本散策(バイクツーリング・スキューバダイビング)
好きな言葉は「Fear always springs from ignorance(恐れは常に無知から生じる)」

情報技術を学ぶため、国立大学で最初に情報学部を設置した静大へ

スマートフォンの普及が小型化・高性能化とともに進んだのが、ちょうど私が高校生の頃でした。クラウドと連携した高度なデータ活用が社会で急速に現実化する中で、情報技術に興味を抱くようになりました。静岡大学は、国立大学として初めて情報学部を設置した大学で、商業高校の私にとっても挑戦しやすい入試制度である「専門高校枠」があったことから、入学を決めました。


自ら手を動かし、設計・開発に没頭した大学時代

大学では、バイクの挙動データを市販の安価なセンサで取得し、データ補正処理によって高価なセンサに近い精度を実現する研究を行いました。データ収集手段そのものも重要であったため、センシングデバイスの設計・開発からモバイル通信を利用したデータ収集システムの構築、データ処理・可視化まで、一連のシステムを自ら実装しました。また、この研究とは別に、個人的な興味から既存技術をあえて自力で再実装するなど、多種多様なプログラム開発を通じて技術への理解に没頭しました。

 サイクリング部で北海道ツーリングに参加。重い荷物をつけて連日100kmを走った。

サイクリング部で北海道ツーリングに参加。重い荷物をつけて連日100kmを走った。

世界各地で稼働するシステムに製品を提供する喜び

モノづくりがしたくて、組み込みソフトウェアエンジニア職に就き、現在、国内外向けブロックストレージ製品のファームウェア設計・開発を担当しています。金融機関や公共性の高いシステムなど、世界各地で稼働する「停止が許されないシステム」に提供されることもあり、高い品質が求められます。基本設計からプログラミング、評価まで一貫して携わり、自ら作り上げた製品を世界中のお客様に届けられることに魅力を感じています。


今後は、AI活用で製品の品質向上を目指す

弊社のブロックストレージ製品には、長年の知見・製品固有設計ポリシーが盛り込まれています。今後はそれら技術資産をベースに生成AIを活用した生産性向上や品質向上の取り組みを加速させ、信頼性を確保しつつ市場ニーズに迅速に応える製品開発を牽引できる技術者になりたいです。

 初めて自分でゼロから設計・実装・評価した機能が入った製品 (展示用にセットアップ)

初めて自分でゼロから設計・実装・評価した機能が入った製品 (展示用にセットアップ)

失敗を恐れずにまずやってみよう

「知っていること」と「実際にやったことがあること」の間には、大きな差があります。失敗をすることもあるかと思いますが、その積み重ねが、ふとした時に自分の大きな力になります。学生の皆さん、ぜひ失敗を恐れず、様々なことに挑戦してみてください。

 休日は、海から山まで、行ったことがない場所を知ることを楽しんでいます(写真は浜名湖でのカヤック)。

休日は、海から山まで、行ったことがない場所を知ることを楽しんでいます(写真は浜名湖でのカヤック)。

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