自分の技術で製品に価値を生み出す 【石田 京太郎 さん(総合科学技術研究科 工学専攻 2025年3月卒)】
石田 京太郎(いしだ きょうたろう)さん
総合科学技術研究科 工学専攻(2025年3月卒)
三菱電機株式会社(設計開発) 勤務
2000年生まれ、愛知県立旭野高等学校
趣味はPC、ボードゲーム
好きな言葉は「首尾一貫」
シミュレーションなど情報技術も学べる静大へ
高校生の時、得意な数学を活かして情報工学を学びたいと考えていました。静大の数理システム工学科は、数理モデリングや最適化、データ分析といった数学的手法に加え、シミュレーションやネットワークなどの情報技術も幅広く学べるのが魅力で、進学を決めました。在学中は、コンピュータでも解くことが難しい問題に対し、アルゴリズムの構築や探索手順の改良によって、より短時間で質の高い解を導き出す方法を探る研究に取り組みました。現在、センサーの性能を引き出すためのアルゴリズムの設計や実装の仕事をしており、その経験が生きています。
卒業後も続く同期とのつながり
学生時代はディスカウントストアで家電販売のアルバイトを6年間続けました。そこで仲良くなった大学の同期とは、大学生活でも互いに切磋琢磨し、卒業旅行ではシンガポールにも行きました。卒業後も変わらず交流が続いており、社会人になった今も支え合う大切な仲間です。大学生活の傍ら、アルバイトを長く働き続けた経験から、「継続すること」、そして「人とのつながりの大切さ」を学びました。
工場の自動化を支える組込みソフトウェアを開発
卒業後、ファクトリーオートメーションの分野を志望したのは、工場を自動化することで、人がより創造的な仕事に集中できる社会を実現したいという思いがあったからです。アルゴリズムの設計や実装を担当していますので、与えたプログラム通りに製品が動く瞬間は大きなやりがいですし、ものづくりの面白さを感じています。担当した製品が工場で使われると、「より良い製品を生み出したい」というモチベーションにつながります。将来は、より精度の高いアルゴリズムの設計に挑戦し、自分の技術によって製品の性能や付加価値の向上に貢献していきたいです。
目の前の学び一つひとつを大切に
学生の頃は、「数学や物理が将来どのように役立つのか」と疑問を持ちながら勉強していました。しかし、実際に製品の設計・開発に携わるようになると、それらの知識を日常的に活用しますし、数理的な考え方が随所で役立っています。今は将来とのつながりが見えなくても、目の前の学び一つひとつが必ず力になります。ぜひ日々の学習を大切にしてください。



