第19回 高柳健次郎メモリアルシンポジウムを開催しました

2017/12/11
ニュース

 11月21日(火)及び22日(水)の2日間にわたり、静岡大学電子工学研究所主催による高柳健次郎メモリアルシンポジウムが浜松キャンパスのS-Portにて開催されました。

 本シンポジウムは、浜松高等工業学校(現・静岡大学工学部)で研究され、「日本のテレビの父」と呼ばれている故高柳健次郎先生の業績を称えるとともに、同氏の意思を受け継ぎ、イメージングサイエンスの更なる発展を目指して、研究者の集いの場として平成11年から毎年開催されています。第19回を迎える今回のシンポジウムは、

Toward Advanced Imaging Science Creation

―From quantum physics to photonic and medical applications-

と題して、ナノサイエンスの研究者5名を海外から招待し、最先端の成果が報告されました。また、昨年度からネットワーク型研究拠点として研究連携を進めることとなった、東京医科歯科大、東京工業大、広島大から代表する研究者を招き、新たな研究領域「生体医歯工学研究」に関連した最新成果が発表されました。
 その他、研究所の若手研究者による講演や、ポスドク、ドクターコースの学生39名によるポスターセッションが行われ、活発な議論がなされました。2日間の会議での参加者は昨年を上回る255名(うち海外から77名)にのぼり、シンポジウムは成功裏に閉幕しました。

挨拶する石井学長

挨拶する石井学長

講演する英国Bath大学のKei Takashina博士

講演する英国Bath大学のKei Takashina博士

左から
「講演を真剣に聴く参加者」
「ポスターセッションでは活発な意見交換が行われた」

JP / EN