遠藤理帆(理学専攻化学コース1年)さんが日本原子力学会にて新人賞を受賞

2019/10/01
受賞・表彰(学生)

 本学大学院総合科学技術研究科理学専攻化学コース1年の遠藤理帆さんが、2019年9月11~13日に開催された日本原子力学会2019年秋の大会学生ポスターセッションにて新人賞を受賞しました。
遠藤さんの講演タイトルは「マグネトロンスパッタリング法で作製したイットリア安定化ジルコニア被覆の構造分析と水素同位体透過挙動」です。これまで高温での劣化が課題だった酸化ジルコニウム被覆に酸化イットリウムを少量添加することによって結晶構造を制御し、より熱耐性の高い水素透過低減被覆の創製に取り組みました。この成果が評価され34件の発表の中から優れた発表をした学部生および修士1年の3件が新人賞として選出されました。
 遠藤さんの指導教員は、本学学術院理学領域(放射科学系列)の近田拓未講師。

近田講師と遠藤さん

近田講師と遠藤さん

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