静岡発、バイオマテリアルトランスフォーメーション事業によるSDGs対応型ビジネスモデルの推進

静岡大学発ベンチャー企業S-Bridges株式会社（以下、S-Bridges）は、鈴与株式会社（以下、鈴与）、株式会社TOKAIベンチャーキャピタル＆インキュベーション（以下、TVC&I）、株式会社大川原製作所（以下、大川原製作所）から戦略的な出資を受けました。
そして静岡大学とも連携して、バイオマテリアルトランスフォーメーション事業を静岡から世界へと発信し、共同で推進していく取り組みを開始します。

この事業は、2023年3月にS-Bridgesと静岡大学、帝人フロンティア株式会社（以下、帝人フロンティア）が共同で発表した、全ての原材料を利用することをコンセプトとした緑茶葉の成分全抽出技術を基盤としています。
S-Bridgesは、技術と、帝人フロンティアが保有する技術とのさらなる融合を図り、SDGsに対応する新たなビジネスモデルの創出を目指します。

本事業に対して、鈴与はグループ会社の鈴与商事株式会社を中心にシナジーを発揮し、TVC&IはTOKAIグループにおける将来的な新規事業創出に取り組みます。
また、大川原製作所は、このプロジェクトに必要な生産プロセス構築の支援をしてまいります。

また帝人フロンティアは、新たにLABO評価体制を整えており、既に多くの企業様からテストの打診が寄せられています。
今春より本格稼働し、このテストLABOを通じて、バイオマテリアルトランスフォーメーション事業の推進と本事業を核としたSDGs対応ビジネスの新市場創出に共同で取り組んでいきます。

本協力体制により、各企業の強みを生かしながら、持続可能な社会の実現に寄与する製品とサービスの開発を加速させます。
この革新的な取り組みが、地域経済の活性化はもちろん、グローバルな環境問題解決に向けた大きな一歩となることを期待しています。