3つの方針(ポリシー)/ 山岳流域研究院

山岳流域研究院 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

令和4年11月16日制定

自然科学を中心に、人文社会科学なども含めた分野横断型の視野を持ち、山岳流域が有する課題を解決するため、学生が以下の資質・能力を身に付けていることを「修士(流域学)」の学位授与の要件とする。

  1. フィールドスキルと幅広い学識によって山岳流域が有する課題の本質を捉え、その解決に向けた取組を実践できる能力を有する。
  2. 国際的な取組や、立場を超えた流域内での社会活動・経済活動の連携において、リーダーシップを発揮できる人材となるために必要な高いコミュニケーション能力を有する。
  3. 山岳域から海までを含めた流域全体を俯瞰し、山岳流域の自然環境の保全と持続的な社会の創出に貢献できる能力を有する。

山岳流域研究院 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

令和4年11月16日制定

  1. 山岳流域が有する課題解決能力を身に付けるため、山岳域から海までを対象とし、かつ自然環境と人間活動の双方を含んだ分野横断型のカリキュラム編成とする。
  2. 高度なフィールドスキルと課題解決能力を修得するため、静岡県周辺地域の山岳流域フィールドを活用した実習・演習科目を設置する。
  3. 山岳流域の有する課題解決に必要な、高いコミュニケーション能力を修得するため、英語科目(外国人留学生と共に履修する英語対応科目を含む)や発表スキルの向上を目指すための科目を設置する。
  4. 山岳流域に関する高度な専門性に基づき課題を解決できる人材の育成のため、専門性の高い講義科目及び特別研究を設置する。

山岳流域研究院 カリキュラム・マップ

山岳流域研究院 入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー)

令和4年11月16日制定

求める学生像

山岳流域に内在する自然環境及び社会に関する諸問題に対して強い関心があり、自らが専門知識やフィールドスキルを身に付けることで、社会貢献や関連科学分野の発展に対する強い意欲を持っている学生を求める。さらに、国際的な感覚を有し、海外の学生や研究者と協働して学修及び研究や開発を遂行できる学生を求める。

入学に必要とされる資質・能力

学士課程の個別的な専門分野で形成されるべき、基礎的な知識と能力が必要である。また、これらの知識と能力を応用できる思考力、判断力及び表現力が必要である。さらに、フィールドスキルの修得や流域を俯瞰できる視野の獲得についての意欲が必要である。

入学者選抜の基本方針

《一般入試・外国人留学生入試》
  1. 選抜方針
    山岳流域学の学問分野において、将来、社会の中心的な役割を担う実務者や研究者の育成を目指し、入学後の勉学と研究活動を遂行し得る能力及び学力について、以下の各試験で判断する。
    ①学力試験(専門科目)
    (口頭試問による。)
    ②面接試験
  2. 判定方法
    ①学力試験、面接試験の得点を総合して、専門分野ごとに高得点の者から順に選抜する。
    ②以下のいずれかに該当する場合は不合格とする。
     (1)学力試験(専門科目)の得点が50%に満たない場合
     (2)面接試験の得点が50%に満たない場合
    ③出願書類は、面接試験の評価の基礎資料として活用する。
《自己推薦型入試》
  1. 一次選抜
    出願書類を基に、山岳流域学に関する基礎学力及び志望する試験科目群に対応する分野の専門的学力を判断し、二次選抜受験有資格者を決定する。
  2. 二次選抜
    二次選抜受験有資格者に対し、面接試験を行う。面接では、志望動機、将来の目標、学修・研究に対する態度、基礎的な学力、論理的思考力、表現力を総合的に判断する。

※入学者選抜の基本方針は、静岡大学入試案内ページの大学院入試募集要項に掲載の、各選抜学生募集要項に記載しています。

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