FSS受講生が第69回日本学生科学賞で最高賞の「内閣総理大臣賞」を受賞

2026/01/27
ニュース

「未来の科学者養成スクール(FSS)」受講生の、石𣘺 桐磨さん、石塚 太一郎さん、川合 麻夢さん(いずれも焼津中央高等学校2年 自然科学部クワガタ班)の3名が発表した「クワガタムシ幼虫のメス斑とは?」が第69回日本学生科学賞で最高賞である、内閣総理大臣賞を受賞しました。

1957年にスタートした日本学生科学賞は、中学生、高校生を対象にした歴史と伝統のある日本最高峰の科学コンクールです。今年度は、全国の約38,000件の研究演題から中央最終審査対象に20演題が選ばれた後、さらに審査が行われ、最高賞の内閣総理大臣賞を受賞が決定しました。

3名は、指導教員 理学部生物科学科 後藤寛貴助教の指導を受けて、研究を進めてきました。
今回の受賞では、クワガタムシ幼虫のメス斑が、従来から言われていた卵巣原基ではなく、真菌を共生する場所であることを明らかにしたことが評価されました。

来年5月にアメリカのアリゾナ州で開催されるISEF(国際学生科学技術フェア)に日本代表として出場することも決定し、現在、世界大会でも研究の魅力を発信できるように準備を進めています。

また、「JSTサイエンスカンファレンス2025」で「審査委員長特別賞」を受賞したFSS受講生の佐和田 裕花さん(名城大学附属高等学校3年)が発表した「ダルマメダカの好奇・警戒行動」が入選1等を受賞したほか、山田 咲翔さん(下田高等学校2年)が発表した「ケルビン水滴発電機の充電と活用」が入選2等を受賞しました。
佐和田さんは、理学部創造理学コース 日下部 誠教授の指導を、山田さんは、工学部電気電子工学科 芳賀 仁教授の指導を受けて、研究を進めてきました。

本学は、JSTの委託事業グローバルサイエンスキャンパスを、平成29年度から「未来の科学者養成スクール(FSS)」として運営しています。
この事業は、世界を舞台に活躍できる科学技術人材の育成を目的として、卓越した意欲と能力を持つ高校生などを対象に、各地の大学等で国際的な活動を含む高度で体系的な育成プログラムを開発、実施する大学を支援するものです。

改めて、受賞者の皆様、おめでとうございました。
今後も、静岡大学は、科学者やエンジニアとして活躍し、様々な社会の課題解決に貢献したいと考える高校生を支援し、日本及び世界の発展を担う人材育成を目指していきます。

JP / EN