国立大学法人 静岡大学

【教育学研究科】現代教育研究センターが『安全教育から包括的なリスク教育へ』を刊行しました

2026/04/22
ニュース

静岡大学大学院教育学研究科附属現代教育研究センター(センター長:藤井 基貴 教授)は、2026年3月、書籍『安全教育から包括的なリスク教育へ―リスクの見方・考え方の提案』を刊行しました。

本書は、いじめ、防災、情報モラル、不慮の事故、キャリア教育など、現代の学校が直面する多様な課題を「リスク」という共通の視点から捉え直したものです。従来の安全教育では、個別の課題ごとに対応する傾向に対して、本書ではこれらを横断的・包括的に位置づけ、子どもたちが自ら判断し行動できるための「リスクの見方・考え方」を育成する新たな教育の在り方を提案しています。

また、本書は、同センター員の村越真名誉教授を研究代表者とする科学研究費助成事業(基盤研究B)「レジリエンス性を軸とした安全管理と安全教育の融合によるリスクの見方・考え方の育成」の研究成果の一部でもあります。 刊行に際して、2026年3月には文部科学省の木下安全教育調査官および石路専門職に本書を献本し、静岡キャンパスにて意見交換を行いました。

なお、現代教育研究センターでは、学際的な研究成果の社会還元を目的として「教育の現代的課題シリーズ」を刊行しており、本書はその3冊目にあたります。

第1冊:『自律的思考を促すスポーツ・インテグリティ教育』(2021年)
第2冊:『防災教育とICT』(2023年)
第3冊:『安全教育から包括的なリスク教育へ―リスクの見方・考え方の提案』(2026年)

センターでは引き続き教育学・倫理学・心理学等の専門家による学際的な連携によって、「教育の現代的課題」に対応した研究を推進するとともに、教材・指導法の開発や研修の実施を通じて、教育現場の課題解決に貢献していきます。

『安全教育から包括的なリスク教育へ―リスクの見方・考え方の提案』村越真ほか著、学術研究出版

『安全教育から包括的なリスク教育へ―リスクの見方・考え方の提案』村越真ほか著、学術研究出版

文科省安全教育担当官との意見交換

文科省安全教育担当官との意見交換

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