教育学における「理論と実践の往還」とより質の高い教員の養成に取り組む
理論研究と実践研究を通して、教育学における「理論と実践の往還」を図るとともに、より質の高い教員養成・教員研修に向けて取り組みを進めています。
①理論研究
1)近代ドイツ教育学に関する思想的・歴史的研究
2)教員養成・研修の理念や制度及び学問の自律性に関する研究
3)研究倫理やリスク教育に関する研究
2019年に静岡大学で開催された「国際フッサール・カンファレンス」では、大会実行委員長として、世界哲学会議会長を務めたダーモット・モラン氏やローマ教皇庁社会科学アカデミー会員のヴィットリオ・ヘスレ氏らをはじめ、20名以上の哲学者を海外から招聘し、国際学会を実施しました。これらの成果は2025年に英国Routledge社よりCosmopolitan Husserl: From Transcendental Phenomenology to the Ethics of Renewalとして刊行されています。
②実践研究
「自律的思考」(Selbstdenken)を鍵概念として、その形成を目指す教育活動に関する実践的な研究を進めています。2020年に設立した「静岡大学現代教育研究所」を2024年に附属センターに改組し、学内外の研究者たちと現代的教育課題に関する教材・授業開発を推進しています。また、研究室では所属する学生たちと防災、SDGs、スポーツ倫理(スポーツ・インテグリティ)に関する教材開発・実践を重ねています。