光を用いて放射線を計測する材料を開発し、内部可視化や粒子検出などに活用
放射線とは一般的に、高いエネルギーを持った粒子(あるいは光の粒:光子)です。例えば、レントゲン撮影に用いられるX線は、高エネルギーの光子です。レントゲン撮影では、例えば骨折の有無などを、人体を透過したX線の強度分布の画像を基に判断することができます。このときに、X線の強度分布の画像化などに用いられる素子が、放射線検出素子です。
多様な放射線計測のための素子のうち、私が開発を進めているのは、光を用いて放射線を計測する材料です。このような材料は、レントゲン撮影をはじめとする医療診断、空港の手荷物検査などの内部可視化、あるいは素粒子物理研究のための巨大な加速器施設に設置される粒子検出など、多様な分野で用いられます。