カイコを科学技術の開発に用いて
感染症のワクチン開発などを目指す
近年、新型コロナウイルス感染症パンデミックによる人類の生活全般に深刻な影響を及ぼしています。感染症ウイルスによる感染拡大の被害を最小限に止めるためには、感染初期の迅速で正確な診断及びワクチンによる予防法の確立です。
そこで、本研究では「タンパク質生産工場」として知られているカイコを、社会に役に立つさまざまな科学技術の開発に用いています。
①ウイルスと同様な構造で遺伝物質を持たないウイルス様粒子を基盤とするワクチン作製に関する基盤研究
②ナノテクノロジーによる感染症の迅速・高感度検出に関する応用研究