成績評価の方式
評語の説明
成績評価は下表に示す評語によって表されます。合格の場合は単位が認定されます。
秀・優・良・可 | いずれも合格の評価を表し、4段階で区分けされます。 |
---|---|
不可 | 不合格を表します。 |
再試 | 不合格ではあるが、再試験の受験資格があることを表します。 |
その他 | 一部レポートが未提出等の理由から、成績が保留されている状態を表します。 |
認定 | 他大学で取得した単位を認定する場合等に用いられます。 |
合・否 | 合格か不合格かのみにより判定される一部科目で使用されます。 |
得点方式と評価方式
授業担当教員による成績評価は、得点方式又は評価方式により行われます。得点方式による採点結果は、下表の得点範囲に対応する評語へ変換されます。一方、評価方式による採点結果は、下表の評語に対応する標準得点へ変換されます。
評語 | 英語 表記 |
得点 範囲 |
標準 得点 |
GP 範囲 |
---|---|---|---|---|
秀 | S | 90.0点~100.0点 | 95点 | 3.50~4.50 |
優 | A | 80.0点~89.9点 | 85点 | 2.50~3.49 |
良 | B | 70.0点~79.9点 | 75点 | 1.50~2.49 |
可 | C | 60.0点~69.9点 | 65点 | 0.50~1.49 |
不可 | D | 0点~59.9点 | 30点 | 0.00 |
成績評価と到達度
成績の評価基準については、下表のとおり「授業の目標への到達度」との対応が定められています。
秀 | 授業の目標を超え、卓越した水準に到達している。 |
---|---|
優 | 授業の目標を超える水準に到達している。 |
良 | 授業の目標に到達している。 |
可・合 | 授業の目標の最低水準に到達している。 |
不可・否 | 授業の目標の最低水準に到達していない。 |
静岡大学における成績評価に関するガイドライン
静岡大学では、教員が学生の学修成果を厳格に評価するための指針として、「静岡大学における成績評価に関するガイドライン」を作成しています。
GPA制度
GPAの利用場面
GPA(Grade Point Average)は在学中の成績評価の平均値を表すもので、各科目のGP(Grade Point)を単位数に応じて加重平均することで算出されます。GPAは、履修上限単位数の緩和や、授業料免除の成績基準値を始めとして、各所で利用されます。
計算式
静岡大学では、以下の計算式によりGPとGPAが算出されます。
・GP =(得点 - 55)÷ 10
(ただし、60点未満の得点はGP=0.0とする。100点満点)
・GPA = Σ(GP × 単位数) ÷ 履修総単位数
※成績証明書にはGPは小数第2位まで、GPAは小数第3位まで表示されます。表示上は端数が切り捨てられますが、GPA計算時は切り捨て前のGP値が使われます。
計算除外科目
卒業要件のカリキュラムに含まれない科目、「再試」「その他」「認定」「合」といった特殊な評価等については、GPAの計算対象から除外されます。
ディプロマ・サプリメント
静岡大学では、令和5年度より全課程の卒業・修了生を対象に、学位証書(学位記)に加え、学位に関する個別の証書として「ディプロマ・サプリメント」を交付しています。概要については以下のとおりです。
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