学生生活に関するお知らせ、注意事項

通学方法、交通ルール・マナー

構内交通規制(通学方法、交通規制、駐輪場等)


交通ルール・マナー

【交通事故の防止について】

県内大学生の自転車・バイクでの人身交通事故が多数発生しています。キャンパス周辺の道路は、構造的に狭く見通しが悪い場所が多々あります。法令遵守はもとより、事故にあわない・おこさないためには、精神的・時間的にゆとりのある運転と、お互いの思いやり・ゆずりあいの気持ちが大切です。交通事故防止はあなたの義務です。「あせり」、「いかり」、「おごり」そして「つかれ」た時の運転は、「急ブレーキ」、「急ハンドル」、「急加速」、「急発進」につながり、交通事故の原因になります。

【自転車の利用について】

静岡県では、平成31年4月に「静岡県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」(静岡県自転車条例)が制定され、自転車を利用する時は保険加入が義務となりました。自転車事故の損害賠償に関するニュースが報じられています。自転車を利用する場合は、必ず保険に加入してください。

また、改正道路法の施行により、令和5年4月1日から自転車に乗車するすべての方を対象に乗車用ヘルメットの着用が努力義務となりました。自転車死亡事故の約7割が頭部に致命傷を負っています。交通事故による被害軽減のため、ヘルメットの着用に努めてください。

(参考) 「自転車安全利用五則」(静岡県警察HP)
・車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
・交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
・夜間はライトを点灯
・飲酒運転は禁止
・ヘルメットを着用

その他、傘さし運転や、イヤホン等で周囲の音が聞こえない状態での自転車走行は、静岡県道路交通法に違反する行為ですので、絶対にやめてください。

【駐車について】

キャンパス周辺の道路やアパートの駐車場等に無断で駐車してはいけません。これら迷惑駐車を発見した場合、速やかに警察に通報します。

犯罪等の被害に遭わないために

悪質な勧誘、悪徳商法

大学生を狙った悪質な勧誘、悪徳商法による被害が急増しています。「自分は大丈夫」と思っていても、相手は“だましのプロ” なので、被害に遭った際の対応まで知っておくことが大事です。被害にあった又はあったかもしれない場合は、県民生活センターに相談をするとともに、所属する学部の学務係(工学部・情報学部にあっては浜松学生支援課学生支援係)に届け出てください。

種類 内容 注意点
呼びかけ・勧誘・キャッチセールス・スカウト
  • 駅や繁華街、大学周辺でアンケートを称して呼び止められ、喫茶店や営業 所で甘い言葉で勧誘されたり、逆に不安にさせられたりして、商品やサービスを契約させられる。
  • サークルや団体を称して、団体の内容や実態を明かさずに勧誘され、後から会費等を請求される。
  • 芸能事務所等を称して声をかけられ、契約を結んだ後、レッスン料として高額な入学金や月謝を請求される。
  • 路上で声をかけられても、不審と感じたら返事をせず通り過ぎ、軽い気持ちで相手についていかない。
  • むやみにアンケートなどには応じない。特に個人情報の記入は控える。
  • いらないものは「いらない」とはっきり断る。相手の言うことを鵜呑みにせず、断りにくい雰囲気に飲まれないようにする。
  • その場ですぐに契約をすることはせず、具体的な契約内容や費用をよく確認したうえで、信頼できる人に相談する。
架空請求・不当請求
  • 身に覚えのない料金の請求や個人情報の入力を求められる。
  • 無料のため利用したインターネットサイト(サービスを利用するため接続したわけではないものを含む)への利用料が請求される。
  • 不審なメールは開かずに削除する。
  • 不審なメールに記載されている連絡先には決して連絡しない。不安な場合は、業者の公式HPや問い合わせ窓口を利用する。
  • スマートフォンやパソコンの基本ソフトやセキュリティソフトを最新版に更新する。
投資用教材の紹介販売、マルチ商法・ねずみ講 「投資により大きな利益が得られる」、「別の友人を紹介すれば紹介料が入る」などと勧められ、投資用の教材や情報(DVD、USB、データなど)、健康食品などを購入させられる。「取引で利益が出れば返済できる」と言って借金を勧められることもある。
  • 「簡単に儲かる話はない」と心得る。
  • 友人や知人からの紹介であっても、取引の仕組みや商品の内容、商品のリスクがわからなければ断る。
  • 友人を紹介すると金銭トラブルになることが多く、人間関係を壊すことにもなりうる。
デート商法 出会い系サイトやSNSなどで知り合いになり、言葉巧みな話術で好意を抱かせられ、それに付け込んで高額商品やサービス等を勧められる。 相手の言葉を鵜呑みにせず、誘いには安易に応じない。商品の購入やサービス契約を勧められた際はいったん断り、冷静に検討する。
インターネット通販トラブル(なりすましECサイトを含む) インターネット通販で注文した商品が届かなかったり、偽物が届いたりする。
  • なりすましECサイトは一見しただけでは本物と見分けがつかない。表示URL、事業者情報及び連絡先(住所、メールアドレス、電話番号が完備されているか)、日本語表記等をよく確認する。
  • 一般価格よりも大幅に安く販売されている場合は、模倣品でないか十分に確認する。
  • 支払方法が銀行振込のみで、個人名口座の場合は十分に注意する。
給与ファクタリング 「借金ではありません」、「ブラックOK」、「即日入金」等の誘い文句で、給与を債権として買い取ってもらうことで、給料日前に現金化するサービスを勧められる。 給与ファクタリングは貸金業である。法外な手数料や金利を要求されたり、悪質な取り立てを受けるリスクがあるため、絶対に利用しない。
(参考)給与の買取りをうたった違法なヤミ金融にご注意ください!

【成年年齢の引き下げと消費者トラブル】

令和4年4月1日から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。

■ 18歳から親の同意なしに様々な契約ができるようになります。

例えば、クレジットカードを作ったり、ローンを組んだりできるほか、携帯電話の契約や一人暮らしをするための部屋の賃貸契約を結ぶといったことができるようになります(ただし、各事業者が収入状況や返済能力等を踏まえて審査するため、親の同意を求められる場合があります。)。

■ 契約を結ぶ際には、契約内容を事前に確認しましょう。

未成年者が保護者の同意を得ずに契約した場合は、民法で定められた「未成年者取消権」によって、その契約を取り消すことができます。しかし、18歳(成年)に達すると、親の同意がなくても自分で契約できるようになる一方で、未成年者取消権は行使できなくなります。つまり、契約を結ぶかどうかを決めるのも、その契約に対して責任を負うのも自分自身になります。契約を結ぶ際には、必ず契約内容に目を通し、内容をよく理解してから契約を結びましょう。

【クーリング・オフ、相談窓口について】

特定商取引法では、一定期間内であれば無条件で契約の解除ができること(クーリング・オフ)を認めています。クーリング・オフができる取引と期間の照会、手続き方法等については、県民生活センターに相談してください。

【県民生活センター】

■ 中部地区(静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、吉田町、川根本町、牧之原市)
静岡県中部県民生活センター
(消費生活相談)
〒422-8067 静岡市駿河区南町14-1 水の森ビル3階
電話:054-202-6006(平日9:00~16:00)
■ 西部地区(浜松市、湖西市、磐田市、掛川市、袋井市、御前崎市、菊川市、周智郡)
静岡県西部県民生活センター
(消費生活相談)
〒430-0929 浜松市中区中央1丁目12-1
電話:053-452-2299(平日9:00~16:00)

犯罪防止

【盗難・強盗・暴行傷害から自分の身を守りましょう。】

  • 学内でも盗難事故が発生することがあります。自転車の施錠、現金・貴重品を肌身から離さないようにするなど、十分に注意をしてください。
  • 路上での犯罪被害防止のため、歩行中はスマートフォンやイヤホン等を使用せず、人通りが多い明るい道を通行してください。防犯ブザーも有効です。夜間は単独行動を極力さけてください。やむを得ない場合は、タクシーの利用等も検討してください。

【性犯罪等の防止のために】

  • 一人住まいの女子学生を狙った性犯罪や窃盗が各地で発生しています。これら犯罪者は、十分に下見をしてターゲットとした女性が一人住まいであることを確認したうえで、入浴時や就寝中に、玄関やベランダ等から侵入してきます。短時間の外出であっても、高層階の部屋であっても、玄関や窓等の施錠を忘れないようにしてください。訪問者があった場合は、ドアチェーンを掛けたまま開扉して応対してください。
  • 玄関の開閉時(背後から部屋に入られる)やエレベーター内、駐車場、駐輪場、階段などは犯罪が発生しやすい場所であるため、第三者の気配がないか注意してください。

薬物乱用防止

【大麻などの違法薬物に関する注意事項】

昨今、大麻など違法薬物乱用に関する事件が多発しています。とりわけ、大学生・高校生が逮捕される事件も発生し、大学生の大麻汚染が大きな社会問題となっています。
 大麻など違法薬物の所持、栽培、譲渡、売買、使用等の行為は、重大な犯罪であり、法律「大麻取締法」で厳しく禁止されています。これは、違法薬物の乱用が心身や生命に重大な危害を及ぼし、自身の将来を脅かすだけでなく、家族や友人、社会に著しい悪影響を及ぼすためです。
 この問題の重大性を充分認識し、決してこのような犯罪行為に関わることのないよう十分注意するとともに、社会の一員としての自覚をもって、行動するようにしてください。


自然災害に備えて

海・山の事故防止

【海などの危険性と事故防止について】

海や河川などの水辺のトラブルは重大事故になりやすく、約半数が死亡事故になると言われています。静岡県には、駿河湾や遠州灘などの海域や天竜川や大井川などの一級河川があり、水に恵まれた場所である一方、水難事故に巻き込まれるケースもあります。水の事故を防ぐためには、自然環境の特徴を理解し、水難につながりやすい危険な場所などを知っておくことが重要です。

  • 岸辺からすぐに深みがあるだけではなく、海岸近くに急な潮の流れがあり、突然高波が押し寄せる場所があります。
  • 波浪・高潮は注意報レベルでも大きな高波が発生します。
  • 波にさらわれた場合は、消波ブロックに打ち付けられる可能性があり、他海岸に比べさらに危険な場所があります。

ささいな不注意や悪ふざけが水難事故につながることも多くあります。海や河川へ出かける際には、①気象状況に留意し、台風等で海が荒れているときは、海岸に近づかない、②海水浴場以外の海では、絶対に泳がない、③飲酒後や体調不良時には水に入らない、④自分の体力や技術を過信しない、⑤魚釣りやボートに乗るときは、必ずライフジャケットを着用するようにしてください。

平成30年8月に本学学生3名が駿河区高松の海岸で高波に流されて死亡する事故が起こりました。同海岸周辺(高松海岸・大谷海岸)では、これまでも本学の学生数名が命を落としている大変危険な場所です。特に県外出身学生などの静岡県内の海になじみのない学生は、同海岸の次の特徴を知り、安易に海に近づかないようにしてください。本学では、同じ場所で今後このような不幸な事故が二度と起きないよう、すべての学生に対して、あらゆる行事、イベント、集まり等において、静岡キャンパスに近い高松海岸および大谷海岸を使用してはならないこととしています。

【登山などの危険性を伴う活動について】

平成22年の本学学生の沢口山(静岡県川根本町)での遭難は、警察、消防をはじめ多数の関係者の尽力により無事に救助されました。しかしながら、このようなことは絶対にあってはならないことであり、登山に際して十分な準備を怠った行動であったと言わざるを得ません。

山の危険性を伴う場所で活動を行う場合は、事故防止と安全対策について十分配慮し、計画的で慎重な行動をとるよう注意してください。特に登山については、地図、コンパス、GPS等の位置が確認できる機器、防寒着、非常食などの装備を携行し、天候の変化に細心の注意を払い、適切な行動をとってください。天候が悪化すれば、即座に活動を中止する勇気や判断が必要です。地域や経験豊かな周囲の人々の助言に耳を傾けることは言うまでもありません。各人が様々な活動の中に潜む小さな危険を予知・察知する力と自分の身を守る力を養ってください。プライベートで登山などに出かける場合は、指導教員へ事前に活動予定を連絡するよう心がけてください。

万が一、遭難や事故といったことになれば、家族や関係者に多大な心配をかけることはもとより、救助活動のために出動する警察・消防・森林事務所職員をはじめ多くの方々を二次災害の危険にさらすことにもなります。結果として多くの人に心配と迷惑をかけてしまうことを忘れないでください。

地震防災対策

【南海トラフ地震に備えて】

南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね90~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。
 政府の中央防災会議が示した被害想定によれば、南海トラフ地震が発生すると、静岡県から宮崎県にかけて一部では震度7となる可能性があるほか、隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されており、静岡県は全域が地震防災対策強化地域に指定されています。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。したがって、常日頃から、いつ起こるかも知れない地震に対する心構えをしておいてください。

【大規模地震が発生した場合】

本学では耐震建築がなされ、建物そのものが倒れるようなことはないと考えられていますので、地震が発生したら、以下を参考に、冷静に対処してください。

  1. 講義室等で授業中の場合は、直ちに出入口扉を開け、速やかに机の下等に身体(特に頭部)を隠す。
  2. 実験中や室内にいるときは、火気を使用中の場合直ちに火を消すなどの安全措置を講じ、部屋の出入口扉を開け、速やかに机の下等に身体(特に頭部)を隠す。
  3. 廊下を通行中の場合は、壁の近くに身を寄せ、安全に注意する。渡り廊下または階段を通行中の場合は、速やかにそこから離れ、近くの安全な場所に退避する。
  4. 体育館にいる場合は、壁に身を寄せ、落下物に注意する。
  5. 生協にいる場合は、物品及びガラス等の飛散に注意し、生協職員の指示に従う。
  6. 野外にいる場合は、速やかに建物、高い壁、階段等から離れ、最寄りの幹線避難路で身の安全を守る。

以上の後、地震の揺れがおさまったら、担当教員等の指示に従い、周囲の安全を確かめながら、なるべく幹線避難路を通り、速やかにそれぞれ所属する部局の避難場所または最寄りの避難場所(学内防災地図参照)に避難し、互いの安全を確認した後、そこでの指示に従ってください。

【静岡大学の地震防災対策】

静岡大学では、地震防災対策のため、防災対策委員会を設置し、「静岡大学地震災害対応マニュアル」及び「静岡大学地震対応ガイドライン」を制定しています。防災地図や地震発生時の初動マニュアルを掲載していますので、必ず確認するようにしてください。

そのほか、静岡県の防災情報がまとめられたポータルサイトがあります。災害情報のほか、発令中の警報や避難情報、各種災害の備え方が確認できますので、参考にしてください。


自然災害等による授業休止措置


その他

食生活ガイド


アパート・マンションの契約について

アパート・マンションへの入居に当たっては、以下の点に留意してください。

  1. 部屋の広さ、家賃、共益費、敷金(保証金)、礼金、通学距離等の諸条件を検討のうえ、希望するアパート・マンションを選んでください。また、入居時には「錠シリンダー」が交換されているかどうかを確認するなど、防犯対策を心がけてください。
  2. 静岡県は、昭和54年に大規模地震対策特別措置法に基づく「地震対策強化地域」に指定されています。昭和56年に耐震設計について建築基準法の改正があり、それ以降に建設された建物はより安全と考えられます。建物に係る耐震関係の確認も忘れずに行うと良いでしょう。
  3. 物件に納得し、契約する場合には、家賃、諸経費、退去時及び中途解約時の敷金(保証金)返還等についても、その内容を十分に確認のうえ、必ず入居契約書を取り交わしてください。
  4. 令和4年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられました。このため、アパート・マンションの賃貸契約を結ぶにあたり、18歳以上であれば、法律上では親などの法定代理人の同意を必要とせず、本人の意思のみで契約を結ぶことが可能です(ただし、実際の賃貸業者等の手続きでは、入居審査や入居後の連絡等の観点から、親などの同意や確認を求められることがあります。)。また、たとえ親などが同意をしていない契約であったとしても、後から一方的に契約の取り消しを行うことができません。このため、賃貸契約を結ぶにあたっては、本人が契約内容を十分に確認することはもちろん、(法律上必要がなくても)親などに相談をしてから手続きをするようにしてください。

(参考)静岡キャンパス・浜松キャンパス周辺の家賃額等の基準(令和5年1月現在)
 ・静岡キャンパス 6~11畳 家賃 25,000円~63,000円 共益費 0円~4,000円
 ・浜松キャンパス 6~11畳 家賃 20,000円~55,000円 共益費 0円~7,000円

家庭ごみの出し方について

指定された曜日・時間に、所定の場所に、分別したごみを出すようにしてください。

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