3つの方針(ポリシー)/ 創造科学技術大学院(自然科学系教育部)

創造科学技術大学院(自然科学系教育部) 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

自然科学系教育部では、本大学院の教育理念である、「時代に即応した幅広い素養と特化した専門知識及び国際性豊かな知識を有する先端技術者及び研究者を養成する」ことを目的としており、下記に示す能力を身につけた者に博士(工学)、博士(情報学)、博士(理学)、博士(農学)、博士(学術)の学位を授与する

  1. 専攻・分野ごとに定められた学術論文数等のガイドライン基準を満たし、専門領域における深い知識を有していること。
  2. 時代に即応した幅広い素養及び国際性豊かな知識を有し、地域社会や国際社会の期待に応えられる創造力、問題発見能力、自己解決力、コミュニケーション能力を有していること。

創造科学技術大学院(自然科学系教育部) 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

令和4年11月16日改正

自然科学系教育部では、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき、下記の方針に従って教育課程を編成し実施する。

【教育課程の編成の方針】

  1. 国際水準の研究成果をあげるために、学会の第一線で活躍する選りすぐられた講師による深い内容と実践的な専門知識を盛り込んだ「専門科目」の講義を提供する。
  2. 21 世紀を担う研究者・技術者に求められているマネジメント能力や人類の福祉に配慮した倫理観を養うために必要な知識を、短期集中型講義の基盤的共通科目として開講する。
  3. 各専攻の全研究分野の理解(異分野融合化の基礎)を可能とするための「総論」と、今後の発展が予想される分野の知識を講義する科目「新領域」を設け、進歩の早い科学技術の動きに対応した講義を提供する。

【教育課程における教育・学習方法に関する方針】

  1. 研究指導にあたっては、創造科学技術研究部に所属する教員が担当する副指導教員制度を導入し、多面的かつ異分野融合的な基礎教育及び専門的に特化した学生指導を行う。
  2. 英語特別コースを設けて優れた留学生を積極的に受け入れ、日本人学生と相互に切磋琢磨して国際性あふれる研究者・高度技術者の育成を図る。
  3. 各専攻に、専門領域の深い知識を身につけるため専門科目の講義を配置する。また、時代に即応した幅広い素養及び国際性豊かな知識を有し、地域社会や国際社会の期待に応えられる創造力、問題発見能力、自己解決力、コミュニケーション能力を身につけるため、「総論」、「新領域」、「基盤的共通科目」の3つのカテゴリーに分類される共通科目の講義を配置する。
  4. 国内外の著名な研究者による招待講演や特別に依頼する講義を通して専門分野における高度な知識及び最先端の研究情報を取得するため各専攻に特別講義を配置する。
  5. 時代に即応した幅広い素養と特定分野に特化した専門知識及び国際性豊かな知識を有する先端技術者及び研究者を養成するため特別研究と演習を配置する。

【学習成果の評価の方針】

  1. 授業科目の評価は、シラバスに記載された学習目標と試験、口頭試問、報告書等の評価方法に基づいて行う。
  2. 学位に関する審査及び最終試験は、博士論文の研究成果及び学位論文に関連のある科目についての口頭又は筆答により行う。

創造科学技術大学院(自然科学系教育部) カリキュラム・マップ

創造科学技術大学院(自然科学系教育部) 入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー)

令和4年1月19日改正

令和5年度以降の入学生

求める学生像

◆ 育てる人間像

特化した専門領域に関する深い知識と時代に対応した幅広い素養を有し、地域社会や国際社会の期待に応えられる高度先端技術者及び研究者を育成します。

◆ 目指す教育

体系化された専門科目のみならず、進展が期待される周辺分野の知識を学ぶ「新領域科目」や社会的ニーズに対応した「基盤的共通科目」などの「T 字型教育」を行うとともに、創造力、自己解決力、コミュニケーション能力を有した人材の養成を目指した教育を実践します。

◆ 求める学生像
  1. 高い向学心をもって自然科学の真理の探究にあたることができる人
  2. 何事にも諦めず、チャレンジ精神をもって問題に対処できる人
  3. リーダーシップを発揮し、かつ協調性をもって物事に対処できる人の入学を期待します。
◆ 入学に必要とされる資質・能力

自然科学系教育部が行う入学者選抜試験は、修士の学位又は専門職学位を有する者(修了見込みも含む)及びそれらと同等以上の学力があると認めた者を対象として行われます。一般入試、社会人入試、および外国人留学生入試では、修士論文又は研究業績の発表に関連する学力検査・口述試験及び出身大学院専攻の基礎科目に関連する学力検査・口述試験を行い、博士課程での教育研究遂行能力を判定します。入学を期待する学生像として、1)自由啓発と未来創成の高い向学心をもって自然科学の真理の探究にあたり、2)何事にも諦めず、チャレンジ精神をもって問題に対処でき、さらに3)リーダーシップを発揮し、かつ協調性をもって物事に対処できる人材をアドミッションポリシーに掲げています。入学試験では、研究遂行に必要な学力のみならず、それらの資質・能力についても口述試験により評価します。

◆ 入学者選抜の基本方針

(ナノビジョン工学専攻)
画像技術者とナノサイエンスの研究者が一体となり、世界に先駆けて個々の光子・電子のナノ領域制御を画像工学に導入することにより、新学術分野「ナノビジョンサイエンス」を創出し、産業界に向けて力強く発展させる技術者・研究者を育成することを目標としています。そのための能力・学力・適性等を判断します。

(光・ナノ物質機能専攻)
物質のナノ空間での機能制御及び光と物質の相互作用を基にして、通信、計測、化学産業などに大きな広がりを見せる産業分野において、応用を志向しつつ、基盤となる物質科学と光化学の基礎学問に精通して将来における技術革新に対応でき、産業界を牽引できる人材の育成を目標としています。そのための能力・学力・適性等を判断します。

(情報科学専攻)
情報学・工学・理学を基礎として、新たな情報科学基盤技術を開発する専門研究者や情報科学技術を駆使して高度な情報システムを構築する高度技術者の養成を目指しています。そのための能力・学力・適性等を判断します。

(環境・エネルギーシステム専攻)
21世紀の地球環境問題等をはじめとする環境・エネルギー問題の解決のための未来型で、全体的・統合的に考える視点を持ち、新たな研究分野を開拓する人材の育成を目標とします。そのための能力・学力・適性等を判断します。

(バイオサイエンス専攻)
現代バイオサイエンスやバイオテクノロジーの知見を基盤にして生命の多様性システムやその適応の統一性について、総合的に研究を推進させ、21世紀のバイオサイエンスの担い手となる広い視野と創造性豊かな思考力を備えた人材の育成を目標とします。そのための能力・学力・適性等を判断します。

求める学生像

◆ 育てる人間像

特化した専門領域に関する深い知識と時代に対応した幅広い素養を有し、地域社会や国際社会の期待に応えられる高度先端技術者及び研究者を育成します。

◆ 目指す教育

体系化された専門科目のみならず、進展が期待される周辺分野の知識を学ぶ「新領域科目」や社会的ニーズに対応した「基盤的共通科目」などの「T 字型教育」を行うとともに、創造力、自己解決力、コミュニケーション能力を有した人材の養成を目指した教育を実践します。

◆ 入学を期待する学生像
  1. 高い向学心をもって自然科学の真理の探究にあたることができる人
  2. 何事にも諦めず、チャレンジ精神をもって問題に対処できる人
  3. リーダーシップを発揮し、かつ協調性をもって物事に対処できる人の入学を期待します。
◆ 入学に必要とされる資質・能力

自然科学系教育部が行う入学者選抜試験は、修士の学位又は専門職学位を有する者(修了見込みも含む)及びそれらと同等以上の学力があると認めた者を対象として行われます。一般入試、社会人入試、および外国人留学生入試では、修士論文又は研究業績の発表に関連する学力検査・口述試験及び出身大学院専攻の基礎科目に関連する学力検査・口述試験を行い、博士課程での教育研究遂行能力を判定します。入学を期待する学生像として、1)自由啓発と未来創成の高い向学心をもって自然科学の真理の探究にあたり、2)何事にも諦めず、チャレンジ精神をもって問題に対処でき、さらに3)リーダーシップを発揮し、かつ協調性をもって物事に対処できる人材をアドミッションポリシーに掲げています。入学試験では、研究遂行に必要な学力のみならず、それらの資質・能力についても口述試験により評価します。

※入学者選抜の基本方針は、静岡大学入試案内ページの大学院入試募集要項に掲載の、各選抜学生募集要項に記載しています。

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