日本の文学、美術、庭園、工芸、宗教、民俗学などに関わる「表象」を幅広く研究
私は、表象文化論という学問分野を背景に、日本における種々の「表象」の研究を行っています。そのなかでもとくに日本の庭園、能・狂言に関わることが多いため、これらを専門分野と説明することが多いですが、たとえば、拙著『洲浜論』で扱った「洲浜」は文学、美術、庭園、工芸、宗教、民俗学などに関わる非常に大きな広がりを持ったテーマです。洲浜とは、三保の松原のような「白砂青松」の海辺を指す言葉ですが、これから発展して、近年は「白」という表象についての研究を行っており、ますます分野横断性が増しています。