災害後の生活復興は? フィールドワークなどの質的研究で明らかに
地域社会学、農村社会学を専門として、災害発生時の生活復興、防災のあり方について研究しています。特に東日本大震災により津波被害を受けた宮城県沿岸部における生活の復興、福島第一原発事故に伴う長期・広域避難の問題について、10年以上にわたりフィールドワークを続けてきました。
インタビューや参与観察といった質的研究法により、地域社会や被災した人々の長期的な生活復興に関する課題とそれに対処する人々の実践を捉えています。そこから見えてきたのは、生活変容と「生きがい」喪失の問題、そうした問題を地域社会においてどのようにケアをしていくのかという点です。こうした事柄について現場の人々と共に考えてきました。